「環境と人権を考えることこそがSDGs達成への道!」 環境マネジメントのプロ・サティスファクトリー小松会長が伝える!!
SDGs企業研究 世界では、海洋マイクロプラスチック、食品ロス、埋立地の最終処分場、CO2排出量など様々なゴミに関する課題や問題を抱えて … 続きを読むSDGs企業研究
「CSRとは呼ばない!」hhc理念に基づくエーザイが取り組む製薬会社ならではのSDGs!!
法政大学2年生 リン子
2019.03.25 (月)
企業が一人勝ちする世の中の終焉…垣根を超えて支え合う共存社会へ
今、世界中には様々な社会課題が存在しています。私たち大学生にできることは、何なのでしょうか。飛弾さんから、今の大学生が意識することやSDGsに関する考えを教えていただきました。
「今の大学生の皆さんには、SDGsを難しく考えずに『この世の中を次の世の中へどうつなげていくか』を問われていると思っていただきたいです。本気でSDGsの取り組みをしている企業は、自分たちで革新を起こす可能性を秘めており、社会課題に対してどう向き合っていくかを示そうとしています。この観点を持っている企業は非常にポテンシャルが高く、特に大学生はそういった視点で企業選びをすることも、大事になってくるかと思います」とアドバイスしてくださいました。
これまでSDGsに本格的に取り組まなかった企業も理解を示し、SDGs活動の取り組みを徐々にスタートしています(ただし、まだ少ない)。私たち、大学生に求められる知識の一つとしてもSDGsは重要なキーワードなのではないかと感じました。最後にエーザイさんとして、どういう社会を作り上げていきたいと考えているかをお伺いしました!
「薬だけではどうにもできない時代が来ることが考えられます。その時、個々の企業や自分たちの業界だけで活動していくのではなく、社会全体で社会課題に取り組む必要性があるのではないでしょうか。我々は、社会全体をプラットフォーム(基盤)と呼んでおり、新しいプラットフォームを作っていくことが、これから求められていると考えております。業界を越えた連携や協働、パートナーシップが大事になってくるのではないかと思っております。どこか1つの企業が一人勝ちする世の中はもう終わり、共同して社会課題に取り組む世の中になることを予想しています」
私はこの取材をするまで、「製薬会社は薬を作ることが最大の目的であり、それだけしか見ていないもの」だと思っていましたが、今回の飛弾さんのお話を伺い、実際に現地に出向き、人々の声に耳を傾け様々な組織や人と連携をとることがいかに大切であるかが分かりました。現在エーザイでは認知症の薬の開発や、顧みられない熱帯病「マイセトーマ」の制圧活動にも取り組んでおり、活躍の場を広げています。
今回の話を聞き、私たち豪田ヨシオ部でもまずはできることから活動をしていきたいと思います。そして、豪田ヨシオ部を通じて出会った人たちが、支えあえるように私たちがプラットフォーム(基盤)となっていきたいです。
オススメ記事
ドラッグストア「トモズ」レジ袋年間3600万枚削減 CO2削減効果は約2200トン!
SDGs企業研究 ドラッグストア「トモズ」を展開している株式会社トモズは、2020年4月1日から2021年3月31日までの1年間で、同社 … 続きを読む
ゴミ資源問題「プラスチック」だけを“悪”にすべきではない! 消費や分別を楽しみながら取り組める社会が理想
SDGs企業研究 皆さんは資源ゴミを出すとき、なぜ細かく分別するのかその理由を考えたことはありますか? 持続可能社会や循環ビジネスが進む … 続きを読む
新たな化粧品向け素材が海洋プラスチックごみ問題の解決をサポート! 開発者が重視するサステナブルとビジネス視点!
SDGs企業研究 大阪府に本社を置く日本の大手化学品メーカーである株式会社ダイセルは、2020年10月に開催された国際化粧品技術者会連盟 … 続きを読む
日本国内で年間6000万本消費! ビニール傘の価値観を変えるサステナブルな傘「大量消費への気づきを」
SDGs企業研究 コンビニやドラッグストア、百貨店…雨が降ればありとあらゆる小売店でビニール傘が売られます。突然の雨の場合、ひとまず安価 … 続きを読む
三洋商事 大志を抱く若手社員が地球環境・未来創造部を創設! 社員変革をするならまず個人から!!
SDGs企業研究 主に通信機器やコンピューター類などの産業廃棄物の処理・リサイクル事業を手掛けている三洋商事株式会社。 同社は社員数2 … 続きを読む
日本旅行ならではの「地方創生」 “原点”である地域との連携を活かした「持続可能なツーリズム」
SDGs企業研究 1905年に旅行会社として創業した株式会社日本旅行は、2019年12月にSDGs達成に向けて、「Tour … 続きを読む
ドラッグストア「トモズ」レジ袋年間3600万枚削減 CO2削減効果は約2200トン!
SDGs企業研究 ドラッグストア「トモズ」を展開している株式会社トモズは、2020年4月1日から2021年3月31日までの1年間で、同社 … 続きを読むゴミ資源問題「プラスチック」だけを“悪”にすべきではない! 消費や分別を楽しみながら取り組める社会が理想
SDGs企業研究 皆さんは資源ゴミを出すとき、なぜ細かく分別するのかその理由を考えたことはありますか? 持続可能社会や循環ビジネスが進む … 続きを読む新たな化粧品向け素材が海洋プラスチックごみ問題の解決をサポート! 開発者が重視するサステナブルとビジネス視点!
SDGs企業研究 大阪府に本社を置く日本の大手化学品メーカーである株式会社ダイセルは、2020年10月に開催された国際化粧品技術者会連盟 … 続きを読む日本国内で年間6000万本消費! ビニール傘の価値観を変えるサステナブルな傘「大量消費への気づきを」
SDGs企業研究 コンビニやドラッグストア、百貨店…雨が降ればありとあらゆる小売店でビニール傘が売られます。突然の雨の場合、ひとまず安価 … 続きを読む三洋商事 大志を抱く若手社員が地球環境・未来創造部を創設! 社員変革をするならまず個人から!!
SDGs企業研究 主に通信機器やコンピューター類などの産業廃棄物の処理・リサイクル事業を手掛けている三洋商事株式会社。 同社は社員数2 … 続きを読む日本旅行ならではの「地方創生」 “原点”である地域との連携を活かした「持続可能なツーリズム」
SDGs企業研究 1905年に旅行会社として創業した株式会社日本旅行は、2019年12月にSDGs達成に向けて、「Tour … 続きを読む