豪田部とは

大学生へ

観光業とSDGsを学習!

最終目標は「世界平和の実現」! 国際社会・地域社会視点、そして未来思考の観光人材を育成する文教大学・国際学部国際観光学科

2022.03.11 (金)

コミュニケーションで大学生が“大切”にすべきこと!

 
 現在、国際学部国際観光科が置かれている「あだちキャンパス」(東京都足立区花畑)は、2021年4月に開設したばかりですが、地域の方々と様々な連携活動を行なっています。
 

 同キャンパスは、マンモス団地として有名な「花畑団地」エリアに所在していることもあり、公民館を利用して団地の住人と交流会を実施(現在、コロナ禍でオンライン交流のみ)。また、中小の町工場が多い足立区ということで、足立区工業会連合会と連携して活動したこともあります。

 こうした地域との連携は少しずつ実施しているそうですが、苦労も多いようです。

「産官学民で連携して様々な地域の方々と交流しています。足立区の工業会連合会さんからは、『SDGsやCSRへの関わりをどうすればいいのか』というお題をいただき、学生が考え、提案しました。コロナ禍ということもあり、対面とリモートを混在させながらコミュニケーションを実現しています。十分なフィールドワークの実施はなかなか難しいというのが現状ですが、新しいキャンパスの広場で、地域交流のための『盆踊り』を開催したいという学生の夢も生まれています。コロナが明けたらやってみたいですね」
 

▲海津教授のフィールドワークの様子
 
 特定の地域を観光地化する、ブランド化するにはその地域に入り込む必要があります。そのような際に気をつけることは、失敗することではなく、もっと単純なことのようです。

「人間的に未熟なまま地方に行って叱られて帰ってくる学生もいます。それはそれで勉強です。学ぶ者は多少迷惑をかけるくらいでもいいと思っていますが、礼儀は大切です。約束を守らない、借りたものを返さないなど、人としてやってはいけないこと、不信感や不快感を抱かれる行動はいけません。そして、教えていただけることに感謝する気持ちが大切です。萎縮し過ぎるのも良くないので、学生には節度を保ちつつ、大きな目標を掲げて行動して欲しいですね。国際観光学科の最終目標は“世界平和を実現する”ことだと思っていますので、学生にもそのぐらい大きな個人目標を掲げてもらって欲しいです」
 

1 2 3 4

オススメ記事

【大学生調査】1ヵ月に1冊以上本を読みますか?

大学生ネットワーク  暑い日々が続いているが、読書ならば室内にいながらでも、知識や新たな視点を得ることができる。そこで今回は、本の魅力や大学 … 続きを読む»

【首都直下地震に着実な備えを】武蔵野市 市民に防災対策を啓発

大学生ネットワーク  1月1日に発生した令和6年能登半島地震は、人々の防災意識に大きな影響を与えた。大地震に時間や場所の例外はない以上、準備 … 続きを読む»

若者のための労働組合 学生を使い捨てるブラックバイト

大学生ネットワーク  学生が中心となって構成されている労働組合「ブラックバイトユニオン」。学生による学生のための労働組合である。アルバイト先 … 続きを読む»

自転車の交通ルールと武蔵野市の取り組み

大学生ネットワーク  成蹊大学(以下、本学)にも利用者がいる自転車。自転車は、自動車と違い免許は必要ない。気軽に乗ることができる一方、交通マ … 続きを読む»

菅義偉前首相が考える「持続可能なエネルギー政策」

大学生ネットワーク  法政大学新聞学会は、同大学出身の政治家であり、2020年度に第99代内閣総理大臣に任命された菅義偉氏にインタビュー取材 … 続きを読む»

栽培地域減少 2050年問題を考える

大学生ネットワーク  近年、多くの人がコーヒーに慣れ親しんでいる。しかし近い将来、地球温暖化によりコーヒー豆の生産量が減少し、コーヒーを飲め … 続きを読む»

大学教育によってサステナブルな未来は創造できるのか? 武蔵野大学が新設する「サステナビリティ学科」

大学生ネットワーク  2023年4月に新学科「サステナビリティ学科」を開設する武蔵野大学が8月3日、有明キャンパスで記者発表会を行いました。 … 続きを読む»