観光業とSDGsを学習!
最終目標は「世界平和の実現」! 国際社会・地域社会視点、そして未来思考の観光人材を育成する文教大学・国際学部国際観光学科
2022.03.11 (金)
土木・建築、海洋学など、これから幅広い知識が必要になってくる観光業
国際観光学科は、旅行、ホテル、航空、飲食などインフラに関わる「ホスピタリティビジネス」、観光政策やリスク管理など、将来の観光産業を見据えた目を養う「マネジメント」、地域の観光資源を掘り起こし、地域の新たな価値を創造、発信する「観光プロデュース」を三本柱として科目群に位置づけています。
「学生たちは、三つの科目群を通じて、“国際社会がどうなっていくのか”、“世界がどこに向かっているか”という未来思考を養うことが重要です。その背景を理解した上で、観光業界でのビジネス、マネジメント、プロデュースといった実務をこなせる人材に成長してもらいたいと考えています。観光というと、どうしてもブランディングや観光商品開発を思い浮かべてしまいますが、国内海外問わず、多くは地域作りの側面があり、観光をどう位置づかせていくのかが重要です。その際に、現地の地域性や歴史がどうなっているのかという知識を土台に、地域活性化の方法などを考える必要があります」
観光で地域デザインするのは、一軒家のリノベーションと似ている部分があり、実現するために様々な知識を持ち合わせる必要があるそうです。観光だけでなく、地域のインフラを構築するためには土木や建築の知識、海を活用した観光資源の開発ならば海洋学、山河を利用した観光地を目指すのならば自然工学や民俗学などです。
「実は観光というのは、深く学べば学ぶほど高度になり、幅広い分野に重なり合っていきます。昔のように箱物(建築物)だけに頼るという発想は古いです。学部で観光学を学び、大学院で土木や建築関係を学ぶ学生もいますし、海外では最初に美学や建築、土木を学習した上で、さらに観光学を学ぶ学生もいます」
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