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工学院大学 グルテンフリー米粉麺を共同開発 食品ロス削減へ

2020.10.26 (月)

 
 工学院大学が、アルファ電子株式会社と米粉由来の麺「う米めん」(うまいめん)を開発した。高アミロース米を使用することで血糖値の上昇を抑える効果もあり、小麦アレルギーの方や健康志向の女性も安心して楽しめる食品だという。

 「う米めん」(うまいめん)は、動物性原材料、化学調味料などを含まない体にやさしい無添加食品。グルテンの代わりにデンプンを添加することで、もっちりとした歯ごたえのある食感を実現した。「う米めん」は玄米太麺、玄米細麺、白米中太麺、白米細麺の計4種類があり、パスタ・エスニック・和食など食べ方によって使い分けができるようになっている。

 ゆで時間は90秒~3分程度のため、時短調理が可能でアウトドアにも最適。今回の共同開発において、食品化学の専門家である山田教授は、試作条件の提案や試作品の分析を行い、食感・香り・粘度などを数値化し最適な材料の配合と製造プロセスを検証した。

 家庭での炊飯をする機会が減り米食の消費が低迷する中、米粉由来の麺やパンに注目が集まっている。需要が落ち込む国産の米を使用することで食品ロスを削減し、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に貢献。工学院大学は今後も共同研究を続け、持続可能な生産消費形態の実現を目指す。

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