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ビジネスの根幹を支える障がいのある社員! エフピコが取り組む“戦力”としての障がい者雇用

早稲田大学3年 ぺき

2018.02.09 (金)

「障がいの有無に関係なく、一生懸命働くってかっこいい!」 真っすぐに仕事に向き合う社会人たちが教えてくれたこと

 今回の取材を通して私が一番に感じたのは「障がいの有無に関わらず、一生懸命働くって本当にかっこいい」ということ。目にも留まらぬ速さで膨大な量のトレーを仕分ける姿、どんなに辛いことも仲間と一緒に乗り越えていく姿は本当に魅力的で、「彼らのように何のために、誰のために働くのかを考え、仕事に生きがいを見出せる社会人になりたい!」と心の底から思いました。
 そして取材を進めていく中でもう1つ、自分の中で大きな気づきがありました。それは私自身が障がいのある人と一緒に生活した経験が殆どないということ、そしてそれゆえに自分自身が障がいの有無に過敏に反応してしまっていたことです。
 「障がいがある人には優しくしなきゃ」
 「図らずも相手を傷つけてしまったらどうしよう」

 会社を訪ねる前は多かれ少なかれ、このような感情が自分の中を渦巻いていました。ただ、他者への思いやりや優しさは相手に障がいがあろうとなかろうと、誰と接する時にも必要なこと。障がいのある子どもたちと同じ教室で一緒に勉強したこと、休み時間に一緒に遊んだ経験が殆ど無いからこそ、「どう接したらよいのだろう…」「特別優しくしてあげなきゃ!」と変に気を遣ってしまっていたんだと思います。
 
 -障がいの有無に関係なく、エフピコのように誰もが肩を並べて一緒に働くこと

 
 多様性のある社会を目指していく上で、これこそが一番大切なことであると実感しました。
 

▲仕事に真正面から向き合う社員の方の後ろ姿。私も一日でも早く彼らのような“かっこいい社会人”になりたいと思います
 
 今回の取材は“障がい者雇用”というくくりではなく、社会人として、一人の自立した人間として大切なことを教えていただいたような気がします。そして、このような取り組みや考え方をもっと多くの若者に発信していくことが私たち、豪田ヨシオ部の使命であると思います。大学生、企業、NPOの垣根を超えた幅広いネットワークや毎回好評のイベントを次々と実現させていく企画力は、豪田ヨシオ部ならではの財産です。これらを最大限に活用し、障がいの有無に関係なく、誰もが活き活きと生活できる社会づくりの一端を担っていこうと思いました。

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