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環境大臣・小泉進次郎 食品ロスゼロへ食の新スタイル推奨「気候変動の対策においても重要な課題」
2020.03.31 (火)
環境省、消費者庁、農林水産省およびドギーバッグ普及委員会の共催で開催する「Newドギーバッグアイデアコンテスト」。その応募受付が3月31日にスタートした。
環境省では、飲食店で食べきれなかった料理を持ち帰る新たなスタイルを身近な文化として広め、飲食店等における持ち帰りの実践を促す社会的な機運醸成を図ることを目的に同コンテストを開催する。
今回の応募受付スタートに際し、小泉進次郎環境大臣がコンテストを呼びかけるメッセージを発信した。
ドギーバッグ(doggy bag)とは、そもそも客が食べ残した料理をつめて持ち帰るための容器や袋のことで、主に米国の外食産業で使用されている。犬に食べさせるために持ち帰るという言い訳で持ち帰ったことから、犬の容器=ドギーバッグという名が付いたとされる。
<小泉環境大臣メッセージ全文>
皆さんこんにちは。環境大臣の小泉進次郎です。環境省では食品ロスの削減をするために、皆さんに参加をいただく形で「Newドギーバッグアイデアコンテスト」を開催します。
食品ロスは日本の課題でもありますが、世界の課題でもあります、今、我々日本は約600万トンという食品ロスを年間で生んでいます。本来食べられるにも関わらず、食べずに捨てられているのが、それだけあるということです。
この600万トンという数字は国連機関の年間の食料援助量の約2倍にあたる量を我々は本来食べられるのに捨てているわけです。そして一方で日本は食料自給率は約37%と極めて低くなっています。つまり、食料自給率は低い、海外からはこれだけ輸入をしている、それで食料を大量に捨てている。こういった現状をなんとか変えていくためにも皆さんの力を貸してください。
これは気候変動の対策においても重要な課題でもあります。私も約3年間アメリカで生活をしていた経験がありますが、アメリカでは外食をした時に飲食店で食べきれなかったら、ドギーバッグをお店からもらって、それを使って持ち帰るというのは、当たり前のことでした。
私はこういったことがもっと日本に根付くといいなと、そう思っていますので、これを機会に、そういった新しい当たり前が、新しいライフスタイルになっていくことを期待しています。もちろん、食べ残さずに適量を注文していただいて、食べきる努力をしていただくことが、大事なのは言うまでもありません。
そういったことを踏まえた上で、皆さんからのいいアイデアで、このNewドギーバッグアイデアコンテストが実りあるものになることを期待しています。私の前にあるこの2つのドギーバッグというか、テイクアウトボックスといいますが、福島県が今、作ってくれているものです、こちらが通常のもの。こちらは東京ガールズコレクションとコラボをしたもの。こういったように、なにか持ち帰りたくなるような、そういったドギーバッグが皆さんのアイデアで生まれることを期待しています。よろしくお願いします。
詳細は特設サイトを御覧ください
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