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愛知学院大学 「フードロス✕子ども食堂」開催! 大学生が自主的に活動!!

2020.11.16 (月)

 愛知学院大学経営学部は14日、同学部のゼミ活動の一環として「フードロス✕子ども食堂」の取り組み「たべっこ」を開催した。

「たべっこ」プロジェクトは、フードロス問題を研究したい学生と「子ども食堂」に関心がある学生の別々のアイデアが結び付いてスタート。余った食材の活用と食材の確保だけでなく、参加した子供たちにフードロスを伝える狙いもあるという。

 学生はアルバイト先のスーパーマーケットに相談したり、場所を確保するために行政に働きかけるなど課題を一つひとつ克服。学生が情報収集している中で、フードロス問題に関心のある企業や同様の活動を行っている地域の人々と出会うことができたそうです。

 第3回目となった今回は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、急遽フードパントリー形式で実施。提供いただいた食品に加え、子供たちが持ち帰って食べられるように、炊き込みご飯、から揚げ、エビフライ、なばなのお浸し、大学芋を事前調理し、お弁当として配布しました。ゼミメンバーの知り合いからいただいた手作りマスクも併せて配布され、真心のこもったフードパントリーになりました。
 

 
 第一回は2020年9月、第2回は10月に開催している。

【学生のコメント】
実際に自分達で子ども食堂を開こうと決めたものの、最初は何から手を付けたらいいかもわからず不安でした。また、コロナの影響で思うように活動できず苦労しました。ですが、その期間は他の子ども食堂のお手伝いをさせて頂き、運営方法を教えて貰ったり、取材をして様々な人と繋がることができました。その結果、多くの人に協力頂いて「たべっこ」を開催することができました。子ども達の笑顔を見ることができ、この活動をして良かったと思います。今回はフードパントリーによる開催となりましたが、今後も続けていきたいです。

【愛知学院大学経営学部経営学科 林幹人教授コメント】
情報やコミュニケーションという点から見るとこのプロジェクトは「食べられるのに使われない食品の情報」と「子ども食堂のために食材が必要という情報」をつなぐ活動です。情報をつなぐというとSNSの活用などが思い浮かびますが、実際はそれほど簡単ではありません。フードロスを減らしたい企業にとって処分される食品は、元々は大切な商品。社会のために活かされる確信が持てなければ渡せません。そこで必要となるのが「信頼」です。学生たちは協力いただけそうな人や企業を直接訪ねて思いを伝え「信頼」を得ることができたからこそ実現できたと思います。

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