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『JAPAN CLEAN WEEK 2020』開催! 運営担当の上智大学生が想い語る「周りの人や街に思いやりのココロを持ってもらいたい」

2020.05.22 (金)

 
 5月30日の『ごみゼロの日』に向けて、ごみ問題について考えるイベント『JAPAN CLEAN WEEK 2020(5月23日〜29日)』が開催される。同イベントの運営局員として携わる上智大学 総合人間科学部4年の宮下芽衣(みやした・めい)さんに、イベントの目標や想いを聞きました!

 『JAPAN CLEAN WEEK 2020』は、全国の環境団体の繋がりを作り、それぞれの活動を広くアピールすることと、各団体の継続的な活動への資金獲得を目的にしたイベントで、NPO法人維新隊ユネスコクラブ内にある『胸キュン! GOMI拾い運営事務局』が企画・運営を行なっている。宮下さんは2018年度より事務局員として、イベント当日の運営・内容の企画、またイベント前後の広報活動に携わっている。

 NPO法人維新隊ユネスコクラブは、新宿区を拠点に『ココロの創造学校』をテーマにソーシャルアクションを行う民間のユネスコクラブ。活動は環境啓啓発活動と教育支援活動の大きく2軸あり、そのうちの一つが『胸キュン!GOMI 拾いの開催』となっている。

 同イベントの目標は、ごみ拾いをすることによって「ごみを捨てない心」を育み、また、その基本である「周りの人や街に思いやりのココロ」を多くの人に持ってもらう事で、チーム対抗のゲーム形式で実施。

「地球や人へのちょっとした思いやりの行動」を『胸キュン!アクション』と定義し、拾ったごみの量や、胸キュン!アクション(歩いている人と挨拶をし合う、チームの仲間に英語や日本語を教えてあげるetc.)でポイントを競い、実際には参加者同士で手をつなぎながらゴミ拾いを行っている。
 

 
 宮下さんは「皆で同じ『ハンデ』を共有し、チームで協力し合うことで、周りの人の気持ちを想像するきっかけにしてほしいという想いがあります。イベント開催の狙いは、ごみ拾い・様々な人との交流・英会話を通じて、ごみ問題・環境問題などの身近な社会問題について気づくきっかけにしてほしいと思っています」と力強く語る。

 そもそも、なぜ宮下さんは、イベント運営に携わろうと思ったのだろうか?

「イベントのユニーク性を知ったことと、ごみを拾うだけではなく、多くの人に思いやりの心を持ってほしいという想いに共感したことです。また、金銭的な問題で英会話塾等に通う事が難しい、ステップアップ塾の子どもたちに英語を話す楽しさを知ってもらうために、2018年度からはイベントの英語化に取り組むという話を聞いたことも、運営として参加することを決断したからです」

 ステップアップ塾はNPO法人維新隊ユネスコクラブが運営しており、宮下さんは講師として参加していた。塾では、様々な事情により、学習環境に恵まれない子どもたちを支援しており、『胸キュン!GOMI拾い』はその子どもたちが参加する課外授業として位置づけされている。

 そんなユニークな取り組みを実施している『胸キュン!GOMI拾い』運営事務局が開催する『JAPAN CLEAN WEEK 2020』。なんと、今回は初めてのクラウドファンディングを活用し、Twitterにてコンテストを開催! 参加団体の中から合計3団体に活動継続のための資金を提供する。
 

 
「複数の環境団体の方と話をする中で、当団体だけではなく、多くの団体が『資金繰り』で苦労しているという現実を知りました。また、新型コロナウイルスの影響で、各地のごみ拾いイベントも中止になっている中で、自粛明けに全国の環境団体が活動を続けていくことができるような、オンラインイベントの開催が必要だと考えました」
 

▲https://camp-fire.jp/projects/view/214156
 
 『JAPAN CLEAN WEEK 2020』を通じて環境問題に関心を持つことの重要性を伝えていきたいという宮下さんは、「私たちが大事にしているのは、ごみを拾うことを通じて、“ごみを捨てない心”を育み、また、その基本である“周りの人や街に思いやりのココロ”を多くの人に持ってもらう事です。イベントのユニーク性を多くの人に知っていただくことが、“ごみ拾い”という一つの物事への多面的な見方につながり、他の様々な物事も多面的に見ることができるのではないかと思います」と訴える。

 最後に「大学生を含めた若い世代に対して何か訴えたいことなどありますか?」と質問すると、「“できる”“できない”で考えるのではなく、 “やってみたい”という想いを大事にするべきだと思います」と考えを示した。

 宮下さんは『胸キュン!GOMI拾い』の運営として活動し始めた当初は、「○○できる? ○○やってみる?」という問いかけに対して、自分の自身の無さから、否定的な答えをしてしまう事が多くあったという。

 しかし最近では、自分にできるかどうか分からないことにでも「やってみます!」と積極的な返事をするようになり、SNSでの投稿数を増やすことや今回のクラウドファンディングへの挑戦もその“姿勢の変化”によって実行できたそうです。

「やってみたいならまずはやってみる。できなかったらその原因を考えて次に繫げる努力をすればいいし、どうしても原因が解決できなさそうなら諦めるというのも一つの選択肢です。“できない”かもしれなくても、自分の“やってみたい”を、これからも大事にしていきたいと思います」

 宮下さんのアクションによって、また誰かが勇気をもらい、チャレンジしていく。環境問題は一人では解決することが難しい。だからこそ、人と人とのつながり、そして「想い」が大事で、それこそが環境問題を解決する一つの重要なファクターではないだろうか。

「胸キュン!GOMI拾い」公式サイト

http://munekyun-unesco.com

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