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【コロナ禍】大学生が訴えたいこと「政府の対応」「倫理観」「既存の社会システムに対する疑問」

2020.06.02 (火)

 

国家、労働、教育、福祉支援など既存の社会システムを考え直す機会に!

 
従来の心理学者や研究者、社会学者が主張しているように、今回の新型コロナウィルスで、人間は社会的な生き物だということをより強く認識することとなった。普段の生活では人との繋がりがあり、私は繋がりを感じることによって心の健康が保たれていたが、自粛生活によって人や外との繋がりが絶たれ、寂しさから悪夢を見るようになった。秋以降懸念されている第2波に備え、物理的ソーシャルディスタンスは保ちつつ、心のソーシャルディスタンスはとらないように、オンラインでのコミュニケーションを通じて人との繋がりを大切にしたい(3年生・女性)

自国中心主義に走らず各国の紐帯を強めてほしい。G0の未来は望まれるべき未来ではないと思う(4年生・女性)

地球史上初めて、世界が同じ問題に直面している。これは世界で戦えるかもしれないチャンスだと思っている。コロナ対策のアイデアを形にできれば世界に広められる(4年生・男性)

わりとプラス的な明るい主張がある。コロナ禍で労働環境の見直しが必要だと考える。感染症流行の初期では、お店が短縮営業をしていたとき、久しぶりにゆっくり休む事ができた労働者の方、初めて長期の休みを得た労働者のかたが少なからずいたと思う。短縮営業での店側の経済的影響と、労働者側の精神的身体的影響のバランスを分析、計算した上で、労働環境改善が、今回の事例でできるのではないかと期待している(4年生・女性)

いつまたこのような状況になるかはわからないので、備えておくことや医療に関する知識を皆で持つこと、また情報の取捨選択が適切にできるようになることが重要であると感じている(3年生・男性)

コロナウイルスで自宅に居ることが多くなった分、家に居づらい人や上手くいっていない人が困るのではないかと考えた。また、コロナ対策を国民は政府を非難しているが、災害大国の日本で、歴史を紐解くと景気が悪化した際に必ず起こることを想定して動いていることを、もっと国民が学んでほしいと考えています。それが、先程申し上げたように大学や高校などで学ぶ意義だと考えております(2年生・男性)

金銭面で苦労する人が多くいるため、補助金制度を充実させて欲しい(3年生・女性)

 これまで第一弾、第二弾、そして第三弾と「コロナウイルス」に対する大学生の考えや意見をまとめました。みなさんにとってコロナ禍の経験はどのような影響を及ぼしましたか。コロナ後の世界、日本、社会はどのように変貌を遂げていくのでしょうか!? これからどんな未来を創るかは、私達一人一人に託されています。

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