豪田部とは

大学生へ

大学生ネットワーク

【大学生注意】スマホだけに重要情報を集約させるのは危険! 複数の方法を組み合わせがオススメ!!

2021.04.30 (金)

 現在の多くの大学生は、物心ついた頃から携帯電話やパソコン、インターネットに当たり前のように触れ、SNSなども小中学生の頃には既に身近に存在した、いわゆる「デジタルネイティブ世代」と呼ばれています。

 インターネットの登場により、それまでの社会は一新され、非常に便利な世の中に進化しました。いつでもどこからでも世界中の情報が集められ、様々な人々とコミュニケーションの取れる利便性が特徴的ですが、その反面、インターネットに関わるトラブルもあります。

 インターネットのプライバシーや個人情報問題に精通し、『個人情報保護法コンメンタール』の編著なども担当した中央大学国際情報学部教授・石井夏生利さんに、インターネットを利用する際の注意点を伺いました!
 

学校、ネットカフェ、お店など潜む様々なリスクを認識すべし!

 
 つい最近、ネットのセキュリティ問題として大きな話題になったのは、今や日本国内で70%以上の人が利用している通信アプリ「LINE」。利用者の個人情報が中国からアクセス可能な状態になっていたことがニュースで報じられ、その後、個人情報自体も国内ではなく、韓国内のサーバーに保管していたことで大きな波紋を呼び、サービスを提供する運営会社のLINEが説明および謝罪会見を開きました。

「セキュリティというのは必ずしも堅牢ではありません。ですが、私たちが取ることのできる対策はあります。例えば大学のサークル間の連絡ツールとして通信アプリを使うのは有効だと思いますが、なるべくアプリ側に把握させるデータは少ない方がいいでしょう。ユーザーは、スマホやアプリの設定からプライバシー管理を行うことができるようになっていますので、意識的にそうした設定を確認することが重要です。例えば、位置情報サービスやトラッキングを許可するアプリを制限したり、LINEの場合は、『IDによる友だち追加を許可』、『メッセージ受信拒否』、『アプリからの情報アクセス』、『位置情報の取得』、『広告の設定』などの項目で選択を変更することができます」
 

 
 情報をひとつの場所に集中せずにリスクを分散することも大事です。たとえ便利であっても、ひとつのアプリやスマホだけに情報を集約させるというのは、リスクが高まる原因です。

「情報は分散することが有効ですね。重要な情報については、二段階認証などアカウント保護を強化し、同じパスワードを使い回さないことが大事です。よくパスワードをスマホのメモ帳などに記し残すこともありますが、安易な管理はオススメできません。パスワードについては、結局、紙にパスワードをメモしておき、他人の手が届かない場所に置いておく方法に行き着くのかもしれません。ネットを使う以上、100%の安全は保障されませんので、複数の認証方法を組み合わせてできる限りの対策を講じましょう」

 大学生の多くは、学内やネットカフェに設置してあるPC、店舗や施設のフリーWi-Fiを使う機会はあるかと思います。PCの場合は物理的に覗かれるリスクの他に、不特定多数の人物が使えるPCだと、キャッシュ(検索記録など)を残すとそこから情報が流出してしまう可能性もあり、またWi-Fiの場合は、なりすましアクセスポイントなどで情報を吸い上げられてしまう可能性もあります。自身が所有しているPC以外は、常時IDやパスワードを登録しておかず、こまめに削除する方がよいでしょう。
 

 
 PCやスマホ利用時に、WEBサービスやSNSのアカウントをその都度、ログアウトするのは非常に面倒ではありますが、個人の情報や写真などの流出を避けるためには、こまめな対策が必要です! みなさん、気をつけましょう!!

「個人情報保護法コンメンタール」(勁草書房)

https://www.keisoshobo.co.jp/book/b557198.html

オススメ記事

SDGsを表現したアートを制作! 武蔵野大学生がポップアップモールとコラボ「有明SDGsアクション」!!

大学生ネットワーク  武蔵野大学と株式会社ケシオンによるSDGs推進プロジェクト「有明SDGsアクション」に参加した学生を、都内のZeroB … 続きを読む»

プラスチック製品有料化の意味 海洋プラスチックごみの削減になるの? 本当に評価すべき点は…

大学生ネットワーク  2020年7月、日本全国でプラスチック製レジ袋の有料化がスタートしました。この有料化の背景には、海洋プラスチックごみの … 続きを読む»

プラゴミを含む環境問題の解決こそ新しいビジネスチャンス 九州大の磯辺教授「イノベーションと持続性はイコール」

大学生ネットワーク  海洋プラスチックゴミ研究の第一人者である九州大学の磯辺篤彦教授は「プラゴミを含む環境問題は、大きなビジネスチャンスの可 … 続きを読む»

千葉大学学生がマイストローをデザイン「プラスチックごみの削減とSDGsの意識向上」に期待

大学生ネットワーク  国立大学法人千葉大学の環境ISO学生委員会が、環境・SDGs啓発を目的にマイストローをデザインした。  同大学は株式会 … 続きを読む»

青山学院大学 関東圏内で初! フェアトレード大学に認定

大学生ネットワーク  青山学院大学が、国内4大学目となるフェアトレード大学に認定された。関東圏では初のフェアトレード大学認定となる。  同認 … 続きを読む»

大学生ら「脱原発・脱石炭、持続可能な再エネ100%を求める」約27万筆の署名を提出

大学生ネットワーク  大学生や高校生などの学生によって構成される気候危機ネットワーク「フライデーズ・フォー・フューチャー」(以下、FFF)と … 続きを読む»

関西学院大の学生ら 「SDGsダイアリー」を制作 Z世代へ「SDGsをもっと身近な存在にしたい」

大学生ネットワーク 「SDGsとは、環境問題、ジェンダーや教育の格差、貧困問題の解決などを目指す国際的な目標…」ということは、今の大学生なら … 続きを読む»