豪田部とは

大学生へ

SDGsフォーカス

第6回「Women of Excellence Awards」吉田都さん、水野美紀さんが受賞

2020.08.03 (月)

 
「自分らしく働き、輝く女性」の応援を目的として創設されたアワード「Women of Excellence Awards(ウイメン・オブ・エクセレンス・アワーズ)」。第6回目を迎えた今回、ビジネス部門にバレリーナ・新国立劇場舞踏次期芸術監督の吉田都さん、スペシャリスト部門に女優の水野美紀さんが選出されました。

「ビジネス部門」を受賞したのは、バレリーナ・新国立劇場舞踏次期芸術監督の吉田都さん。日本が世界に誇るトップ・プリマとして前人未到のキャリアを築き、退団後も舞台に立ち続けながら後進を育成。日本から世界へと発信できる作品づくりやダンサー育成の環境整備に意欲的に取り組んでいる点が評価され、選出されました。

 吉田都さんは「今は、見通しがつきにくいコロナ禍。舞台に立てず、表現の場を失ったダンサーたちは翼をもがれた鳥のよう。ドイツのグリュッタース文科相は、『文化は良き時代においてのみ享受される贅沢品ではない。一定期間、文化活動を諦めなければならないとすれば、それがどれほどの損失であるかもわれわれは理解している』と語りました。日本でも多くの人に分かってもらえるよう、より良い作品づくりやバレエ団のレベルアップに努めます」と、今後の目標を熱く語りました。

 そして、「スペシャリスト部門」を受賞したのは、女優の水野美紀さん。演技の研鑽にたゆまず取り組み、難役に次々と挑戦。特に近年のドラマでの活躍は目覚しく、出演の度に大きな話題になっています。エッセイではご自身の経験を独自の感性でコミカルに綴り、女性たちの共感を集めています。さらに主宰する演劇ユニットでは脚本・演出も担当するなどマルチな才能を発揮し、型にハマることなく縦横無尽に活躍。働く女性たちを勇気づけ、エンパワーメントする存在といえるところが選出理由となりました。

 水野美紀さんは、「受賞できて大変光栄に思います。クリエイターは作品を通して、時に人々の不安や怒りを代弁したり、笑いや癒やしを生んだりして、目に見えない空気や感情を形にしてきました。私はこのコロナ禍での変化への不安も驚きも希望も苛立ちも、全て仕事に還元します。表現によってたくさんの人と共有し、この時代を後世に伝えられたらと思います」と受賞の喜びを語りました。

オススメ記事

兵庫県神河町 歴史的景観を活用したインバウンドプロモーションを考える「第3回 HYOCON」開催!

SDGsフォーカス  兵庫県は、少子高齢化や過疎化が進む県内の多自然地域の住民が、地域課題解決のため、高い専門性を持つ大学や企業と連携して行 … 続きを読む»

農林水産大臣賞は「家庭系食品残渣の堆肥化」に取り組む長崎県立諫早農業高等学校 生物工学部!「第11回 食品産業もったいない大賞」表彰式 

SDGsフォーカス  13日、都内で「第11回 食品産業もったいない大賞」(主催:公益財団法人食品等流通合理化促進機構)の表彰式典が行われま … 続きを読む»

過疎地域救済のアイデア出しを実施! 兵庫県「第2回 HYOCON(ヒョウコン)」開催! 

SDGsフォーカス  兵庫県は、少子高齢化や過疎化が進む県内の多自然地域の住民が、地域課題解決のため、高い専門性を持つ大学や企業と連携して行 … 続きを読む»

最新調査「環境によい行動」は、人間にどんな感情をもたらすのか?

SDGsフォーカス 「環境によい行動」は、人間にどんな感情をもたらすのか? もしかしたら、日々の生活や人生設計などに、関係してくるかもしれま … 続きを読む»

危機感を持つ若者が「気候変動」「生物多様性」など環境問題を訴える! スウェーデン大使館で「プレ・ストックホルム+50ユース」開催

SDGsフォーカス  25日、都内のスウェーデン大使館で、若者が中心となり、環境問題を考える会議「プレ・ストックホルム+50ユース」が行われ … 続きを読む»

日本が挑戦する脱炭素革命 ライバル企業・世代を超えて取り組むべき気候変動問題

SDGsフォーカス  コロナ禍による1年の延期を経てイギリス・グラスゴーで、COP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が2021年 … 続きを読む»

内定辞退・就活白紙! 被災地・気仙沼への旅をきっかけにIターン就職 大卒女性の価値観を変えた経験とは…

SDGsフォーカス  宮城県気仙沼市といえば2011年3月11日に発生した東日本大震災で、津波による甚大な被害を受けた地域のひとつです。この … 続きを読む»