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“野鳥のコーラス”激減、日本の野鳥生態系が危機的状況!? 専門家が警鐘

2017.11.08 (水)

「自然=緑」は大間違い、生態系の存在が重要

 

 
 「自然と共存する街」…「自然」とは一体何だろうか。「自然=緑」だと認識する人も多いかもしれないが、厳密には「自然」は「緑」とイコールではないようだ。

 池谷氏は「日本は『緑化』、『緑』って言うんだけれども、『自然化』とは言っていない。最大の問題は、そこに生態系があるかないか」と強調する。

 日本は国土の68%が森林であるが、池谷氏は「68%の中身が問題。森林もスギやヒノキなどで、遺伝子が少ない。そこは生物多様性になっておらず、生態系が貧弱。日本の森林は単純林が多いため、緑はあるけども自然がない」と指摘する。

 自然と共存する街づくりをすることで生態系を取り戻す。これから、「エコロジカルネットワーク」をどのように構築していくかが、カギとなりそうだ。

公益財団法人日本生態系協会

http://www.ecosys.or.jp

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