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過去最多16大学が参加! 「第8回 大学対校! ゴミ拾い甲子園」活動レポート

2017.06.23 (金)

情熱は国境・年代を越える! 参加者のホットな想い


左からイチカワ先輩、マツミキ先輩、ヒカリ先輩、モリタ先輩。久々の参加に先輩たちも有意義な時間を過ごせたそうです。
  
 「大学対校! ゴミ拾い甲子園」といえば4年間の歴史を誇る豪田ヨシオ部の一大イベント。
 記念すべき第8回は今までにない4つの見どころがありました。一つ目に紹介したいのがOB・OGチームの参加。第2回の「大学対校! ゴミ拾い甲子園」において個人参加で約80人の学生を集めた“伝説のオトコ”モリタ先輩(帝京大卒)はこのイベントに対する溢れんばかりの思いを語ってくださいました。
 「自分が学生だったときと変わらず、みんなが目の前のゴミとひたすら向き合い楽しみながら参加している姿が印象的です」。
 第1回から参加してくださっていた東洋大卒のマツミキさんは、「かわいい後輩や豪田ヨシオ部のみなさんが頑張っている姿を見られて嬉しいです」と優しく話してくださったことが印象的でした。
 さらに今回は豪田ヨシオ部の歴史を築き上げた、元インターン生の先輩も「大学対校! ゴミ拾い甲子園」に駆けつけてくれました! インターン1期生として「大学対校! ゴミ拾い甲子園」を一から作り上げたイチカワ先輩は、「思い出が詰まったこのイベントに戻ってこられて嬉しいです」とご満悦の様子。今年インターンを卒業したばかりで社会人1年目のヒカリ先輩は、「今回初めて参加者としてゴミを拾いました。拾い出すと止まらなくなって本当に楽しいです!」とチャーミングに語ってくださいました。
 回を重ねるごとに新たな企画も登場し、進化を続ける「大学対校! ゴミ拾い甲子園」。ただ、学生のイベントに対する情熱や家族のようなアットホームな雰囲気は昔と変わらず受け継がれていることを実感しました。
  


「このイベントをきっかけに母国と日本の違いが見えてきた」と留学生のみなさん満足気な様子でした。
  

 そして2つ目のポイントは留学生の参加。取材を進める中でゴミ拾いに馴染みが薄い、留学生ならではの声が聞こえてきました。フランスからの留学生で現在、お茶の水女子大学に通うサラさんは、「フランスはあまり分別しないので燃えるゴミと燃えないゴミの区別が難しい。日本はゴミの分別が厳しいと思うけれど、このイベントを通して今まで知らなかったことをたくさん学べるので楽しい」とのこと。彼女の言葉を聞いて「大学対校! ゴミ拾い甲子園」が日本と世界をつなぐ架け橋になってくれたら嬉しいと思いました。
  

 そして3つ目のポイントは、初参加が参加者の全体の6割以上を占めていたこと。東海大学で初参加のコイズミさんは、「始まる前は『ゴミなんてあまり無いんだろうな』と思っていました。でも、実際は想像以上にゴミがたくさんあって、『なんでこんなにポイ捨てするのかな?』と不思議に思いました」と、真剣な眼差しで語ってくれました。様々なバックグラウンドの方からお話を伺った今回の取材。インタビューに答えていただいたみなさんのお陰で、私は年代を超え、国を超えて「大学対校! ゴミ拾い甲子園」のバトンが受け継がれていることを実感しました。
  


一人で「大学対校! ゴミ拾い甲子園」に参加したコイズミさん(中央)は、別で参加していた東海大学のメンバーに仲間入りし、楽しんでいました。
  

 そして4つ目にして最大のポイントは、昨年の「第6回 大学対校! ゴミ拾い甲子園」に引き続き、今回もテレビ熊本(TKU)の取材が入ったこと。

  

 テレビ熊本の池島さんは「昨年の『大学対校! ゴミ拾い甲子園』のニュースをご覧いただいた方にとって、関東の学生さんがこんなに頑張ってくれていることは大きな励みになっていると思います」と、温かい眼差しで語ってくださいました。「熊本のために何かしたい!」という気持ちがしっかり現地に届いていることが池島さんの言葉を通して実感でき、私も思わずホロリ。
  
 さらに泥だらけになりながら嬉しそうにゴミを拾う学生の姿を見て、「和気あいあいとしていて誰もが楽しめるって良いですよね。良い意味で“ボランティアじゃないような雰囲気”に包まれている『大学対校! ゴミ拾い甲子園』は本当に素敵だと思います」と池島さん。目を輝かせながらゴミを拾う学生の姿を嬉しそうに撮影していた池島さんの姿を見て、改めて震災のことを語り継いでいきたいと思いました。
  

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