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今、女性が求める結婚相手の条件は? 「容姿」よりも「イクメン」を重視!

2017.08.30 (水)

 
 結婚相手の紹介サービスを提供している株式会社オーネットが、26歳〜34歳の男女計224名を対象に「結婚と子供に関する意識調査」を実施。昨今、一部では経済的な問題や多様化するライフスタイルの影響により、日本人の「結婚願望」が下がっているという味方もされているが、「結婚と子供に関する意識調査」では、「結婚したい」が6割以上となり、また結婚相手の条件については、「イクメン」というキーワードが上位に浮上していることが、わかった。
 
アンケート調査の概要は以下。
・調査名:楽天オーネット「結婚と子どもに関する意識調査」
・調査地域:全国
・調査対象:26〜34歳男女
・調査方法:インターネットを利用したクローズ調査
・調査日:2017年8月14日(月)~8月16日(水)
・調査主体:株式会社オーネット
・サンプル数:224 人
 
 まず、「あなたは結婚したいですか?」と調査したところ、65%以上が「結婚したい」と考えていることが判明。2017年1月に実施した新成人に向けた調査でも、将来結婚したいと考えている割合が、74.3%(2016年)から79%に増加。2010年以来の下落傾向から大幅な上昇に転じており、世の中で「結婚したい」ムードが高まっているようだ。
 


 
 次に、将来「結婚したい」女性に、何歳までに結婚したいかを調査したところ、31〜35歳の間で結婚したい女性が半数以上の約56.1%だった。
 

 
 そして、将来「結婚したい」と考える男女に、理想の子供の人数を尋ねたところ、2人以上と答えた方が7割以上。完結出生児数が2010年に1.96人と調査以来初めて2人を下回り、2015年の同調査では1.94人と引き続き下落を記録したが、「結婚と子どもに関する意識調査」から理想は「2人以上」であることがわかった。
 

 
 最後に、子供が欲しい女性が結婚相手に求める条件については、「性格」が81.4%、「年収」が48.6%、「家事・育児への積極性」が41.4%、そして「容姿」は18.6%だった。「家事・育児への積極性」の割合は、「年収」にも迫る勢いで、「容姿」とは22.8ポイントと大きく引き離す結果となった。
 
 日本では、2016年に女性活躍推進法が施行され、男女分け隔てなく働く風潮がより強まっている。女性だけが家事・育児を担うのではなく、男性も同様に協力し、家庭を築きげていくというのが、今後、日本家庭のスタンダードになっていきそうだ。「イクメン」の必要性はこれから強まっていくだろう。

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