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【東海岸の自然、史跡、産業自然の発見編】関西と関東の大学生が兵庫県洲本市で関係人口創出のためのアイデアを提案

2024.11.15 (金)

洲本市の知られざる観光資源を巡り、洲本市の魅力を再発見

 テーマ④グループのメンバーは創価大学経済学部経済学科4年のサイトウさん、近畿大学文芸部デザイン学科1年のニシオカさん、獨協大学法学部法学科4年のマツモトさん、国際ファッション専門職大学国際ファッション学部ファッションクリエイション・ビジネス学科2年のオカザキさんの4人です。チーム名は「洲本愛マシマシ委員会」です! 4人の担当テーマは「東海岸の自然、史跡、産業自然」です。

 洲本市は豊かな自然環境に恵まれ、四季折々の美しさと山海の幸を楽しむことができます。市街地に面する東海岸には、白砂青松の大浜海岸や勇壮な石垣を有する洲本城跡と、三熊山、様々な漁法で多くの魚介類を水揚げする炬口漁港や由良漁港、多くの観光客が宿泊する洲本温泉街などがあります。これら多様な資源の活用について深堀するのが今回の4人のミッションです。
 

▲左からマツモトさん、オカザキさん、ニシオカさん、サイトウさん
 
 マツモトさんは内定している就職先(国家公務員職)で従事する地方創生関連の仕事と密接に関係していると感じたことが、この企画に参加する動機となったそうです。「今回のプログラムを通じて、地方との関わり合いの機会を少しでも確保したい」と参加を決意しました。

 オカザキさんは普段関西テレビ青少年育成事業団という大学生のボランティア団体に所属しているそうです。この経験を洲本市の関係人口の創出に活かせるのではと考えたのが参加の動機の一つになったそうです。もう一つ、家が淡路島から近いことも参加の動機になったといい、「昨年、淡路島を一人で自転車で横断することに挑戦しました。年に何回も訪れるほど好きな淡路島ですが、最終目的地はいつも淡路市や南あわじ市ばかりでした。今回淡路島の中の洲本市が消滅可能性都市であることを初めて知り、このプロジェクトに参加することで魅力溢れる洲本市の魅力をもっと自分から広めていきたいと思いました」と話します。

 ニシオカさんは「自分が将来どんなことをしていきたいかと考えた時に地方で何かをしたいという思いがあった」と参加動機を明かします。具体的に地方に人を呼べる、地方を盛り上げるビジネスが成功すれば、自分だけでなく、その地域にも大きなメリットがあると考え、地方創生に関わる仕事に就きたいと考えているそうです。

 サイトウさんは地域だけでなく、日本や世界が抱える様々な課題解決(少子高齢化問題など)に興味があり、それをより具体的に考える上で、有意義な経験を一つでも多く積みたいという考えから今回のプログラムに参加したそうです。東京八王子市の出身でもあり、「自然の豊かさを抱えながらも便利な施設が整っているこの地に愛着を感じていますが、より近代化が進んだ都市、またよりその土地の文化を残した地方に興味があった」のも参加の動機になったとのことです。

 4人は初日のオリエンテーションを終えると、翌日、洲本温泉街を始め、キャンプ場も併設される落差約14.5メートルの「鮎屋の滝」(あいやのたき)や、第二次大戦まで使われた砲台が残る大日本帝国陸軍の一等要塞「由良要塞」、食堂や釣り堀なども併設された「土砂積出し桟橋」を訪れました。この中で、淡路島の南東端にある生石公園内の「瀬戸内海国立公園生石岬展望台」、洲本市にある7つのダムの一つで、昭和3年に竣工されたもっとも歴史の古いダムである「大城池」、洲本川支流のダムで、農業用水の補給水源でもある「鮎屋川ダム」などの洲本市のレアな観光地や観光資源を調査、取材しました。
 

 ニシオカさんは釣りが趣味で、釣り竿を持参で参加し、3日間の日程の合間、他の参加者を誘い、洲本市の釣りスポットに出かけて釣りをし、釣った魚を持ち帰って、みんなで調理し食べたそうで、新鮮な魚料理に男子学生は舌鼓を打ったそうです。サイトウさんは取材の中で、洲本温泉街の周りの自然環境や、ペットも一緒に泊まれるホテルがあることにとても感銘を受けていました。

 オカザキさんも温泉街について、このエリアを流れる海水の川に魚が泳いでいたり、海を一望できる環境にとても魅せられたと感想を話します。マツモトさんは「鮎屋の滝」に魅力を感じたといい、「夏は滝行をしている方もいらっしゃるようで、私もやってみたいと思いました」と話していました。

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