【東海岸の自然、史跡、産業自然の発見編】関西と関東の大学生が兵庫県洲本市で関係人口創出のためのアイデアを提案
イベントレポート 「豪田ヨシオ部」は9月27日(金)~29日(日)の3日間、洲本市役所の協力のもと、兵庫県企画部地域振興課が主催する『地域 … 続きを読むPR
【本町商店街編】関西と関東の大学生が兵庫県洲本市で関係人口創出のためのアイデアを提案
2024.11.13 (水)
【大学生アイデア】フリーマーケットを通じ、洲本の観光客や商店街の出展者を呼び込む
3日目に、2日目の調査、取材で得た様々な情報をまとめ、「商店街に人を呼べたとしても、今のシャッター街だとまた行きたいとは思ってもらえなくなる」と閑散とした商店街の問題点や改善点を話し合いました。「S BRICK」での企画発表の場では、「商店街自体を活性化させ、商店街に来て楽しいと感じてもらい、商店街に継続して人が来る仕組み作りを行わなければならない」と問題を提起し、弁天祭りや商店街で開かれるハロウィンのタイミングで、洲本市地域内でフリーマーケットを開催してはどうかというアイディアが提案されました。
具体的には、6月、11月に行われる洲本市の弁天祭開催日に合わせてフリーマーケットを開催すると効果的であると考えました。市外、県外の古着出店者や将来的に商店街に出店してくれそうなお店や専門店、商売にチャレンジしてみたいと考える人を誘致し、島外からの出店者がこのフリーマーケットを通じて、洲本市の本町商店街に興味を持ち、自分たちもお店を出してみたいと思ってもらえたら成功であると話します。
弁天祭を選んだのは、今は通常イメージするような飲食店などのtheお祭りの屋台が多く立ち並んでいるが、昔は冬物や年越しのための買い物をする場でもあったと聞いたことから、フリマで出るような古着や、雑貨の販売を行うことにより、昔の弁天祭らしさ、普通のお祭りでは楽しめない楽しさを提供することができて、集客もしやすいのではと考えたからだそうです。
市外の人の出店を機に洲本の商店街で自分も店を持ちたいという人が島外から出て来ると、商店街の新規出店が増え、洲本市の人口の増加にも繋がります。また、地元の人が「ここで生活する人の暮らしを一番に優先し、住んでいる人が離れないようなまちづくりをしたい」と考えていることも紹介し、商店街の人の意見も積極的に取り入れた上で、島外の人、島内の人双方が自然と受け入れられるような人材を増やしていくことが大切だと発表しました。
3人は今回のアイディアについて、
①寂しいシャッター街ではなく、誰もがチャレンジしやすく、継続しやすい仕組みを持った明るい商店街をつくること
②商店街を魅力的に進化させることでよりたくさんの人が訪れたい!となる商店街づくりをすること
③誰もが接しやすく、親しみやすい商店街の仕組みづくりをすること
④洲本市に住む住民が楽しめる街を作ること
と、作成したプログラムの4つの意義も語っていました。
3人は発表の最後に、今回の調査や取材の感想も述べ、イトウさんは「自分は本町商店街でのプログラムに参加しましたが、商店街の人はこう思っているだろうなということが実際は全然違っていたりして、インタビューをすることでわかることってたくさんあるんだと感じました」と感想を述べつつ、「プログラムを考える時間や資料をまとめる時間が少なかったため、粗いまとめとなってしまいましたが、充実した3日間でした」と今回参加したプロジェクトを振り返ります。
フジワラさんも「当初は、若い人が商店街を盛り上げることが活性化に繋がると考えていました。しかし、実際にお話を聞くと、若い方と昔から商店をされている方との間に隔たりがあると感じました。そのため、商店街の方が一体となって取り組むにはどうすればいいのかを今後の課題としたいです」と話します。ハルナさんは「今回の参加を通じて商店街などが、何も対策をしていないのではなく、何かしら対策をしようとして、地域の人に様々なアプローチをしていることを知れてよかった」と感想を話しつつ、「このプロジェクトを通じて感じたことは進化を求める人とそうではない人の熱意の差が大きいことだ。この差をなんとかしないと今後、活性化を行う際に大きな障壁になるのではないのかと考える」と問題提起をしていました。
▲テーマ①のメンバーが最終的に制作したチラシ
海と山に囲まれた美しい洲本市で地域課題に対し、真剣に向き合った時間は、学生たちにとっても忘れられない経験になったと思います。普段はなかなか訪れる機会も少ない淡路島の洲本市で、地域の課題等について地元方と直接話し施設見学もでき、合宿を通じて新しい仲間とも出会えたことで、すごく刺激的な3日間を過ごせたようです。地域活性化のための調査・提案企画を通じ、地域の人の役に立てるように真剣に課題に向き合い考えた経験は、今後学生たちの人生に活かされていくと思います!
▲最後に他のチームのメンバーと集合写真をパシャリ
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