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【静岡県西部エリア】Z世代が静岡県の新たな魅力を発見&動画制作！　ネット検索では出てこない情報や魅力を発信「将来的に静岡県に住みたいと思ってもらいたい！」

2024.10.21 (月)

海外でも人気上昇中の「静岡クラウンメロン」！　クラウンメロンができるまでの“こだわり”をプロに聞く!!

　続けて３名は静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所を訪れました。マスクメロンの中でも、味や香り、外観・品質、その全てが最高峰とされる「静岡クラウンメロン」。気候が温暖で肥沃な土地と豊かな清流を有する静岡県西部、天竜川以東の地域で生産されています。クラウンメロン支所は袋井市を中心に南北15km、東西20kmの4市（袋井・磐田・掛川・浜松）と1町（森）にわたる地域の温室組合員が集って、一貫した生産・販売体制を敷くことにより、高品質なクラウンメロンを出荷しています。

▲日光を直接浴びるとより育つため、ビニールハウスではなくガラス張りの栽培所となっている

　現地では静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所経営戦略部長の鈴木陽介さんがインタビューに応えてくれました。鈴木さんはクラウンメロンの品質を守るために、出荷の際の検査をとても大切にしていると話します。「必ず品質をチェックした上で出荷するんです。具体的には、まず糖度をきちんと測っていて、基準を超えている場合は出荷しますが、足りていなければ、絶対に出荷はしません」とこだわりを明かします。

▲鈴木さんの話を真剣に聞く3名

　現在は海外輸出にも力を入れており、香港、シンガポール、台湾などのアジア、中東やアメリカ、ヨーロッパにも販路を広げており、鈴木さんはほぼ毎月海外に出張されているそうです。「クラウンメロンというものを全く知らない国に向かい、現地の人に食べてもらうように広報活動しています。すごくやりがいがある仕事で、広報活動を通じて、クラウンメロンの評価もされるようになっていきているので、それがとても嬉しいです」と手応えを語ります。

　クラウンメロンの食べ方について鈴木さんは、「まず、そのまま食べることが一番です。収穫したあと一週間くらい置いておくと、とろけるくらい美味しい味になります。また、メロンの果汁を絞ったピューレを出荷したりもしています。特徴的なメロンだと思うので、いろんな形で味を楽しんでもらえるような仕掛けを色々と考えています」と教えてくれました。

　カホは「メロンを育てる中での多くの工夫がなされていることを知ることができました。温室のガラスだったり、温度調整や水やりの工夫など、一つ一つ丁寧にメロンが作られていることを知れてよかったです」と感想を話します。キョウコも「（クラウンメロンであることを示す）王冠マークのシールが貼られるまでに水量や日照時間などに気を配るなどの努力を継続し続けるのはやはり並大抵のことではない、大変な努力の積み重ねがあると知ることができました」と話していました。

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