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2017.11.24 (金)

22日、東京の「銀座 蔦屋書店」で、パラスポーツと未来を突き動かすグラフィックマガジン「GO Journal」の1号創刊を記念して、「GO Journalパラアスリート写真展」が行われ、同誌を監修する写真家の蜷川実花さん、「リオ2016パラリンピック」女子陸上400メートル銅メダリストの辻沙絵選手、「リオ2016パラリンピック」ボッチャ日本代表の高橋和樹選手らが登壇した。

写真展には「GO Journal」1号の表紙(辻選手)が大きく展示されている。
「GO Journal」は、パラスポーツの興奮とパラアスリートたちの息づかいとそれを取り巻くカルチャーとの交錯点を伝えるフリーマガジン。A3タブロイド判型全64ページで、2万部発行。全国の蔦屋書店(一部店舗除く)などで無料配布される。同誌の創刊は、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」はもちろんのこと、2020年以降もインクルーシブな社会の発展に向けて、一人一人の行動を喚起するのが狙い。誌面は、ファッションとパラアスリートがコラボした撮り下ろし写真、パラアスリートのインタビュー、ボッチャ選手のマンガ、義足写真が収められ、バラエティ豊かな内容に仕上がっている。

蜷川実花さん(左)、辻沙絵選手(右)。
蜷川さんは「(パラスポーツの中に)ファッションの要素を入れるのが難しかった」と語ったが、「少しでも多くの方に手に取ってもらいたいなっていう想いと、パラスポーツに興味のない方に手に取ってもらいたい。『なんだろう、これ?』ってある種の違和感でもいいんですけど、手に取ってもらって、そこからドンドン広がっていくような、きっかけになったらいいなと思って作りました」と「GO Journal」創刊の目的を説明した。
そして、記念すべき1号の表紙を飾った辻選手は、「ファッション誌などに出たことがなかったので本当に不安でしたが、このように形に残していただいて、本当に嬉しいです」と笑顔。蜷川さんは辻選手について「芯が強くて柔軟な女性」と絶賛し、トークは大いに盛り上がった。
また、同イベントでは、高橋選手による「ボッチャ」レクチャーも行われ、実際に蜷川さんと辻選手も挑戦。
ボッチャは重度の脳性麻痺者や四肢機能障がい者のために生まれたスポーツで、ジャックボール(白い目標球)に向かって赤と青の球を投げ、いかにジャックボールの近くに自チームのボールを近づけることができたかを競う競技。


辻選手は、ジャックボールの近くに赤色の球を近づけることができたが、蜷川さんのボールは、はるか遠くに…。

高橋選手も実際にプレイ。「シンプルな競技のように感じるんですけども、難しさだったり、奥深さを感じるのが魅力的」と説明した。
最後に、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」の目標について、辻選手は「選手としてはやっぱり金メダルが欲しい」と語り、「最終的には健常者、障害者という言葉ではなく、“共生社会”を目指していけたらと思っています」とコメント。高橋選手も目標を“金メダル獲得”を掲げ、「パラリンピックに興味を持ってもらいたい。色んな人に興味や関心を持ってもらえるために、自分からできることをこれからどんどんやっていきたい」とパラスポの積極的な普及活動を宣言した。


すでにパラアスリートの中で、「GO Journal」は話題となっており、「写真を撮ってもらいたい」というリクエストが数多く出ているという。蜷川さんは「まずはしっかり継続していく。せっかくこのような機会があるので、色々な所で色々な方たちが活かせたらいいなって。今後もたくさん撮りに行きます!」と目を輝かせ、やる気をみなぎらせた。

「GO Journal 創刊記念パラアスリート写真展」
11月23日(木)〜27日(火)10:30〜20:30
東京「銀座 蔦屋書店」にて。
入場料は無料、会場で「GO Journal」1号も無料で配布。
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