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ゴミ拾いでONE TEAM！台風19号の影響でゴミ大散乱「第13回大学対校！ゴミ拾い甲子園」活動レポート

2019.12.27 (金)

第13回ゴミ拾い甲子園の２つの魅力！

　熱いドラマが繰り広げられた「第13回大学対校！ゴミ拾い甲子園」ですが、特に注目していただきたい２つのポイントをお伝えします。

　まず初めに、台風19号の影響でゴミの量がこれまで以上に多かったことです。

　関東地方に多くの被害をもたらした台風19号（10月6日）ですが、私たちがゴミ拾いを行う荒川も一時氾濫危険水位に到達しました。荒川クリーンエイドフォーラムさんによると、台風通過後の荒川は、泥や流木等が多く堆積し、復旧に大変時間がかかったそうです。

　台風から２週間後に、豪田ヨシオ部のスタッフも荒川に会場下見に行きましたが、これまでと様子が全く違う会場に唖然としました。これまで通りゴミ拾い甲子園を行えるのか不安もありましたが、荒川クリーンエイドさんの復旧作業のおかげもあり無事開催することができました。

▲台風から２週間後の会場の様子

　しかし、台風から約2か月経っても、まだ荒川には大量のゴミが落ちていました!!!

　100人以上の学生が懸命にゴミ拾いを行いましたが、90分という限られた時間ではとても拾いきれない程のゴミの量でした。

　その中でも、ペットボトルやビニール袋が、他のゴミと比べ物にならないほどとても多く環境汚染の深刻さを痛感しました。

　無我夢中でゴミ拾いを行う学生たちに心を動かされ、学生たちと共にゴミ拾いをする運営スタッフもいました。またありがたいことに今回通りすがりの方がゴミ拾いを手伝ってくださいました。

　大学対校で競うイベントではありますが、大学の垣根を超えて皆で協力しながらゴミ拾いを行う様子がとても印象的でした。

▲参加者と協力してゴミを分別する運営スタッフ

　また、とても荒川に落ちていたとは思えないような粗大ゴミも多くありました。

自転車も多く捨てられていました。
その数なんと４台！！！

　粗大ゴミの中で、特に印象的だったゴミはバイクです！！！

▲とても重いバイクを協力しながら運ぶ日本工業大学の学生たち

　泥の中にあったバイクを他大学の学生と協力しながら運んでくれました。この様子をみていた荒川クリーンエイドフォーラムの藤森さんは「あんな重いバイクを運ぶ学生達には驚いた。学生パワーに感動した」とおしゃっていました。

　２つ目に、初参加団体についてです。今回は日本工業大学、文教大学と２つの大学が初めて参加してくれました！

　日本工業大学の学生Ｓさんは「今回初参加だったが、想像以上のゴミの量に驚いた。これからもこのような機会があれば参加していきたい」とコメントしてくださいました。

　サークルでの参加が多い中、文教大学の学生さんは、友人とともに個人参加としてゴミ拾い甲子園に臨んでいました。ゴミ拾い甲子園は、1人当たりの点数で順位を決めるので、人数に関係なく優勝を目指すことができます。

　そのためどの大学もチーム優勝する可能性があるのもゴミ拾い甲子園の魅力の１つです。