【東海岸の自然、史跡、産業自然の発見編】関西と関東の大学生が兵庫県洲本市で関係人口創出のためのアイデアを提案
イベントレポート 「豪田ヨシオ部」は9月27日(金)~29日(日)の3日間、洲本市役所の協力のもと、兵庫県企画部地域振興課が主催する『地域 … 続きを読む2017年「大学対校!ゴミ拾い甲子園」が特別賞を受賞“大学生だからこそ拾えるゴミ”が評価
2018.02.21 (水)
こんにちは! 豪田ヨシオ部インターン生のマスです!
みなさんに朗報です! 昨年の「大学対校! ゴミ拾い甲子園」の功績が認められ、NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムさんから(以下、ACF)、特別賞「大学生をたくさん参加させたで賞」をいただきました。特別賞受賞は2013年以来、2度目となります。豪田ヨシオ部を代表して私が、2月9日(金)に行われた「荒川クリーンエイド2017-2018報告・連絡会」での表彰式に出席。社会貢献活動に精力的に取り組んでいる企業・団体様に並んで表彰されたことはとても誇らしいことです!
「大学対校! ゴミ拾い甲子園」は、環境への負荷に応じてゴミの種類にポイントが振り分けられており、大学毎にポイントを競う競技形式になっています。そのため、学生は優勝を目指して、自然と「どのゴミが環境に良くないのか?」と考えながら清掃活動を行うことができるのです。
そもそも、「大学対校! ゴミ拾い甲子園」が始まったきっかけは、ACFのボランティア活動に若い世代(特に中・高・大学生)の参加が少ないという背景がありました。そこで、当時の豪田ヨシオ部インターン生が、「ACFの課題を少しでも解決したい!」と熱い想いを抱き、「大学対校! ゴミ拾い甲子園」が生まれました。
初めて実施されたのは、2013年12月1日(日)。それから現在も部活(イベント)が続いています。昨年は第8回と第9回が実施されました。まず、「第8回 大学対校! ゴミ拾い甲子園」は、2017年8月11日(日)に開催され、参加大学数16大学、参加者数は165名でした。第8回では、ディップ(株)のご協賛のもと、ゴミ拾いと同時に大地震が起きた熊本県に義援金支援も行うWボランティアを実施。参加者がゴミを拾った時間が時給換算され、165名(当日参加者)×1,200円(時給)×1.5.時間(ゴミ拾い時間)の計297,000円が寄付されました。詳しくはコチラ!
▲「第8回 大学対校! ゴミ拾い甲子園」。ディップ(株)の社員の方々も大学生に混じってゴミを拾いました。
次に、「第9回 大学対校! ゴミ拾い甲子園」は、2017年12月10日(日)に開催され、参加大学数は12大学、参加者数は103名でした。寒い中大勢の学生が参加してくれ、寒さも吹き飛ぶ熱いゴミ拾い甲子園となりました。第9回では、実施会場が急遽、予定していた従来の「足立区西新井橋下流付近」ではなく、昨秋の不順な天候の影響でゴミが拾えず溢れかえっている「小松川自然地河川敷」に変更され、私自身が想像していたよりもゴミは多く、下の写真からでもわかる通り、大量のゴミが大学生によって拾われました。詳しくはコチラ!
▲冷蔵庫やタイヤ、便座など盛りだくさん。
「豪田ヨシオ部」が特別賞を受賞した理由について、「大学対校! ゴミ拾い甲子園」に運営協力してくださるACFの藤森夏幸さんは、「若い世代の参加者が少ない中、ゴミ拾い甲子園を行うことで毎回多くの大学生を荒川に呼び込み、ACF活動全体を盛り上げてもらったとして、また今後もさらに活動を盛り上げていってほしいという期待も込めて、今回、功労者賞特別賞に選ばせていただきました」と説明。
さらに藤森さんは、ゴミ拾いにおける豪田ヨシオ部のストロングポイントを2つ挙げてくださいました。
1:荒川クリーンエイドに多くの大学生が参加してもらえること。なによりも大学生が主体となっていることで、ユニークなアイデアが生まれたり、独自のネットワークがあることで一団体の広報では難しい大学生を集めたりできること
2:企業の社会貢献活動などでは入りづらくゴミが拾いにくい箇所も、積極的に自ら進んで拾ってもらえること。そして、楽しみながら行っていること
実は私、第1回から第8回までの「大学対校! ゴミ拾い甲子園」に参加しおり、第9回では「豪田ヨシオ部」として運営を担当しました。私にとって関わりの深い「大学対校! ゴミ拾い甲子園」が、藤森さんから評価され、さらに特別賞を頂いたことは本当に喜ばしいことです。
参加して“ボランティア活動”のイメージが覆った「大学対校! ゴミ拾い甲子園」
私は、先述した通り、第1回から「大学対校! ゴミ拾い甲子園」に参加させていただきました。
▲第1回当時の初々しいマス(写真の真ん中)。まだまだボランティア活動にも参加し始めた頃でした。
▲上の写真は「第1回大学対校!ゴミ拾い甲子園」の集合写真。参加者は60名弱で、現在に比べるとまだ小規模。しかし、下の「第8回 大学対校! ゴミ拾い甲子園」では、第1回に比べ3倍弱の人数が参加。
「第1回 大学対校! ゴミ拾い甲子園」に参加した当時は大学1年生で、東洋大学学生ボランティアセンター(以下、学ボラ)の一員でした。私自身ボランティア活動にようやく慣れ始めた頃で活動へのフットワークが軽くなり、「ゴミ拾い甲子園」というワードに興味を持ち参加を決意しました。一見相関性のない「ゴミ拾い」と「甲子園」をくっつけるってどんな活動なんだろう? と私は参加するまでよく分からないまま漠然としていました。
実際に参加してみて、「ゲーム感覚でゴミを拾い、さらに環境への認識も高められる」といったコンセプトを持つゴミ拾い甲子園は、当時の私としてはとても斬新な活動であり、また、ボランティア活動に“堅くて真面目”というイメージを持っていた私は「こんな形でのボランティア活動があるのか!!」という良い意味での驚きがありました。そして、大人数の大学生が参加するというのは、同じ大学生でもボランティアに対する意識・想いの違いが知れてとても刺激的な活動となりました。それから第2回、第3回…と回を重ねるごとに参加人数が増えていき、ゴミ拾い甲子園は様々なアイデアが取り入れられ内容が豊富になっていきました。参加する大学生の世代は変わっていったものの、私は学ボラを引退した後も参加し続けました。
▲「第5回 大学対校! ゴミ拾い甲子園」でのマス(一番右)。
そして、第1回から4年が経った「第9回 大学対校! ゴミ拾い甲子園」では、ついに運営側として携わらせていただき、本番では総合司会を務めました。これまで参加者としてゴミを拾い続けた私は、運営側になって初めて知ったこと・気づいたことも沢山ありました。気づきとして特に、この部活はゴミを拾う大学生だけでなく、協賛してくださる企業様や団体様のご協力もあって初めて成り立つ意義のあるものだと感じました。
「大学対校! ゴミ拾い甲子園」は、毎回、多数の参加者が募る人気部活であり、次回は遂に第10回目を迎えます。藤森さんは豪田ヨシオ部との協力について、「ゴミ拾い甲子園には今後も協力させていただき、一緒に盛り上げていければと思います。今後はゴミ拾い甲子園だけでなく、参加者が当団体の他のボランティアやイベントなどにも参加いただく、または別の協働できるイベントを一緒に考えていくことで、さらに発展できればと思っています」と話してくださいました。
私も、さらに様々な大学の学生を巻き込んで「大学対校! ゴミ拾い甲子園」は発展させられると考えています。現状に満足せず、大学生により人気のある部活に、そして、社会貢献性の高い魅力的な部活になっていくことを楽しみに、社会人になってからも見守っていきたいと思っています。
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