豪田部とは

大学生へ

SDGsフォーカス

新型コロナウイルス影響…こども食堂開催が8割中止  食料提供を呼びかけ

2020.03.06 (金)

 
 拡大が懸念されている新型コロナウイルス。その状況の中、全国のこども食堂地域ネットワークやこども食堂運営者が、子どもとその家族に対して「フードパントリー(食材の受け渡し)」や「宅食(食材の配送)」などの方法で、レトルト食品や米、パンなどの食料を提供する支援をスタートした。

 新型コロナウイルス拡大を防ぐため、日本政府は2月28日に全国の小・中・高の公立学校に臨時休校を要請。しかし、共働き世帯による子どもの世話や給食がなくなったことによる食品ロスなどの問題が浮上している。

 NPO法人全国こども食堂支援センター「むすびえ」の理事長を務める湯浅誠さんは、「一斉休校以来、7〜8割のこども食堂が3月開催を中止するに至っていると受け止めています。しかし、課題を抱える子どもとつながっているこども食堂のみなさんは、『残念ながら中止』で終わることなく、食材配布を始めとする多様な取組みを進めておられます」と説明。

 そして、「私たちも微力ながら、そうしたみなさんのお役に立てればと今回の呼びかけに至りました。より多くの企業・団体のみなさんが、この輪に加わってくれることを切に願います」と訴えた。

 “多世代交流拠点”と“子どもの貧困対策”という2つの役割を持つ「こども食堂」は現在、少なくとも全国3,718ヶ所で運営(むすびえと地域ネットワーク団体の合同調査)。食品の寄付募集の概要については、「むすびえ」の公式ホームページに記載されている。

詳細は公式HP「むすびえ」へ

https://musubie.org

オススメ記事

兵庫県神河町 歴史的景観を活用したインバウンドプロモーションを考える「第3回 HYOCON」開催!

SDGsフォーカス  兵庫県は、少子高齢化や過疎化が進む県内の多自然地域の住民が、地域課題解決のため、高い専門性を持つ大学や企業と連携して行 … 続きを読む»

農林水産大臣賞は「家庭系食品残渣の堆肥化」に取り組む長崎県立諫早農業高等学校 生物工学部!「第11回 食品産業もったいない大賞」表彰式 

SDGsフォーカス  13日、都内で「第11回 食品産業もったいない大賞」(主催:公益財団法人食品等流通合理化促進機構)の表彰式典が行われま … 続きを読む»

過疎地域救済のアイデア出しを実施! 兵庫県「第2回 HYOCON(ヒョウコン)」開催! 

SDGsフォーカス  兵庫県は、少子高齢化や過疎化が進む県内の多自然地域の住民が、地域課題解決のため、高い専門性を持つ大学や企業と連携して行 … 続きを読む»

最新調査「環境によい行動」は、人間にどんな感情をもたらすのか?

SDGsフォーカス 「環境によい行動」は、人間にどんな感情をもたらすのか? もしかしたら、日々の生活や人生設計などに、関係してくるかもしれま … 続きを読む»

危機感を持つ若者が「気候変動」「生物多様性」など環境問題を訴える! スウェーデン大使館で「プレ・ストックホルム+50ユース」開催

SDGsフォーカス  25日、都内のスウェーデン大使館で、若者が中心となり、環境問題を考える会議「プレ・ストックホルム+50ユース」が行われ … 続きを読む»

日本が挑戦する脱炭素革命 ライバル企業・世代を超えて取り組むべき気候変動問題

SDGsフォーカス  コロナ禍による1年の延期を経てイギリス・グラスゴーで、COP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が2021年 … 続きを読む»

内定辞退・就活白紙! 被災地・気仙沼への旅をきっかけにIターン就職 大卒女性の価値観を変えた経験とは…

SDGsフォーカス  宮城県気仙沼市といえば2011年3月11日に発生した東日本大震災で、津波による甚大な被害を受けた地域のひとつです。この … 続きを読む»