カポックって何? カーボンフットプリントを大幅削減した100パーセント植物由来のダウンが完成!
SDGsフォーカス 木の実由来のファッションブランド「KAPOK KNOT(カポックノット)」が6月23日に、100パーセント植物由来のダ … 続きを読む中田英寿が考える社会貢献のイメージと課題「もっと世の中の多くの人たちが情報をシェアすること」
2017.12.15 (金)

11日、港区六本木のグランドハイアット東京で、スポーツの力を活用して、社会貢献やソーシャルイノベーションを起こそうとしているアスリートやチーム、団体を表彰する「HEROs AWARD 2017」が初開催された。「HEROs」プロジェクトの発案者であるサッカー元日本代表の中田英寿氏が、報道陣が集まる囲み取材で、社会貢献のイメージについて語った。
「社会貢献って難しく考えがちですけど、結局はみんなの輪を大きくすること。その際に、スポーツは人と人とを繋げる力が強いので、多くの方が(社会貢献の輪に)入りやすい窓口になるんじゃないかと思っています」
そもそも中田氏が、社会貢献活動のバリエーションを知る機会となったのは、現役時代に参加した“チャリティーマッチ”だったという。
「僕の場合は、運よく現役時代からいろんなチャリティーマッチに呼ばれたことによって、社会貢献ってこういう形があるんだなって、そこで認識した。それまでは、“社会貢献”って寄付や無償の労働をするっていうイメージがあったんですけど、自分がやっていることを違う形で見せるだけで、社会貢献になるんだなって、初めて知ったんです」
中田氏は2006年にサッカー選手現役を引退し、2008年に一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」を設立。サッカーを通じて世界の問題を解決するべく、チャリティーマッチやサッカー教室を開き、寄付金や収益の一部をアフリカの支援活動などに寄付している。
「TAKE ACTION FOUNDATION」で社会貢献活動に注力している中田氏だが、社会貢献活動の普及について課題点を挙げた。「なかなか情報を仕入れづらい。もっと世の中の多くの人たちが情報をシェアすることによって、みんなが社会貢献っていうものに対して、踏み出しやすくなるんじゃないかな」と情報共有の重要性を語った。
同表彰式には、「HEROs」アンバサダーを務める萩原智子(バレーボール)、村田諒太(ボクシング)、山本隆弘(バレーボール)、大林素子(バレーボール)、上原大祐(パラアイスホッケー)、佐藤琢磨(モータースポーツ)、根木慎志(車椅子バスケットボール)、井上康生(柔道)らも出席した。
以下、受賞一覧
『HEROs OF THE YEAR』
宮本恒靖「マリモスト〜小さな橋〜」
『HEROs AWARD 2017』
鳥谷敬「RED BIRD Project」
アンジェラ・磨紀・バーノン「Ocean’s LOVE」
坂本博之「こころの青空基金」
福島ユナイテッドFC「ふくしマルシェ」
世界ゆるスポーツ協会「ゆるスポーツ」
「HEROs」公式サイト
オススメ記事
最新調査「環境によい行動」は、人間にどんな感情をもたらすのか?
SDGsフォーカス 「環境によい行動」は、人間にどんな感情をもたらすのか? もしかしたら、日々の生活や人生設計などに、関係してくるかもしれま … 続きを読む
危機感を持つ若者が「気候変動」「生物多様性」など環境問題を訴える! スウェーデン大使館で「プレ・ストックホルム+50ユース」開催
SDGsフォーカス 25日、都内のスウェーデン大使館で、若者が中心となり、環境問題を考える会議「プレ・ストックホルム+50ユース」が行われ … 続きを読む
日本が挑戦する脱炭素革命 ライバル企業・世代を超えて取り組むべき気候変動問題
SDGsフォーカス コロナ禍による1年の延期を経てイギリス・グラスゴーで、COP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が2021年 … 続きを読む
内定辞退・就活白紙! 被災地・気仙沼への旅をきっかけにIターン就職 大卒女性の価値観を変えた経験とは…
SDGsフォーカス 宮城県気仙沼市といえば2011年3月11日に発生した東日本大震災で、津波による甚大な被害を受けた地域のひとつです。この … 続きを読む
通勤環境や気候が決め手! 北海道にUターン就職した大卒女性 自分に正直に「何年も住み続けられるかな!?」
SDGsフォーカス 都内の大学に入学すると、なんとなく都内の企業へ就職しようと考えがちですが、そういった選択を取らない大学生も一定数います … 続きを読む
国内最大級の移住マッチングイベント「第17回ふるさと回帰フェア2021」10月17日(日)開催!
SDGsフォーカス 全国の自治体と連携して移住を支援する認定NPO 法人『ふるさと回帰支援センター』が、10月17日(日)に有楽町・東京国 … 続きを読む
最新調査「環境によい行動」は、人間にどんな感情をもたらすのか?
SDGsフォーカス 「環境によい行動」は、人間にどんな感情をもたらすのか? もしかしたら、日々の生活や人生設計などに、関係してくるかもしれま … 続きを読む危機感を持つ若者が「気候変動」「生物多様性」など環境問題を訴える! スウェーデン大使館で「プレ・ストックホルム+50ユース」開催
SDGsフォーカス 25日、都内のスウェーデン大使館で、若者が中心となり、環境問題を考える会議「プレ・ストックホルム+50ユース」が行われ … 続きを読む日本が挑戦する脱炭素革命 ライバル企業・世代を超えて取り組むべき気候変動問題
SDGsフォーカス コロナ禍による1年の延期を経てイギリス・グラスゴーで、COP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が2021年 … 続きを読む内定辞退・就活白紙! 被災地・気仙沼への旅をきっかけにIターン就職 大卒女性の価値観を変えた経験とは…
SDGsフォーカス 宮城県気仙沼市といえば2011年3月11日に発生した東日本大震災で、津波による甚大な被害を受けた地域のひとつです。この … 続きを読む通勤環境や気候が決め手! 北海道にUターン就職した大卒女性 自分に正直に「何年も住み続けられるかな!?」
SDGsフォーカス 都内の大学に入学すると、なんとなく都内の企業へ就職しようと考えがちですが、そういった選択を取らない大学生も一定数います … 続きを読む国内最大級の移住マッチングイベント「第17回ふるさと回帰フェア2021」10月17日(日)開催!
SDGsフォーカス 全国の自治体と連携して移住を支援する認定NPO 法人『ふるさと回帰支援センター』が、10月17日(日)に有楽町・東京国 … 続きを読む