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「パラスポーツ絵画・作文コンテスト表彰式」斎藤工、山里亮太がゴールボールの競技性に新たな発見

2018.01.24 (水)

 21日、東京・日本財団パラリンピックサポートセンターで、「パラスポーツ絵画・作文コンテスト表彰式」(日本財団パラリンピックサポートセンター主催)が行われ、大賞受賞者と特別審査員を務めた俳優の斎藤工さん、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太さんらが登壇した。

 同コンテストは、パラスポーツの体験・観戦、イベント参加、国内のパラアスリートの著書や記事、報道から感じたことや自身の体験を、絵画または作文で表現するという企画で、2017年11月29日に大賞をはじめ各賞が発表。斎藤さんは絵画部門、山里さんは作文部門の審査を担当していた。

 【絵画部門】
大賞A(小学生部門)「力を合わせて」佐野萌々子さん(神奈川県/小4)

<絵に込めた思い>
私は、この作品にクレヨンや絵の具などを使ったりして、本当のしあいのようにかきました。

大賞B(中学生部門)「乗馬」佐藤碩起さん(千葉県/中1)

<絵に込めた思い>
僕は練習をいっぱいしてパラシンピックに出たいです。

大賞C(一般部門)「You’re So Cool」岸由利子さん(東京都/一般)

<絵に込めた思い>
ウィルチェアラグビーの倉橋香衣さんをモデルに描きました。練習中も、いつもコートで笑顔いっぱいの彼女ですが、時折見せてくれる鋭い表情が、この“マーダーボール”と呼ばれる競技の激しさを物語っている。そんな一瞬を表現してみたいと思い、応募に至りました。

 【作文部門】
大賞A(小学生部門)「先生」中村浩人さん(北海道/小5)
大賞B(中学生部門)「めざせ、金メダル」増田汐里さん(東京都/中2)
大賞C(一般部門)「周知を、もっと」大江美典さん(兵庫県/一般)
朝日新聞社賞(道具と音)村松みどりさん(静岡県/一般)
佳作「私にとってのボッチャ」林屋実希さん(東京都/小5)
佳作「広い青空の下」齋藤花凛さん(東京都・中1)

 日本財団パラリンピックサポートセンター会長の山脇康氏は「本当に素晴らしく、エネルギッシュで、熱意のこもった作品。皆さんに心より感謝、お祝いを申し上げたい。受賞者の方本当におめでとうございます」と賛辞を送った。

 また、表彰式後には、齋藤さんと山里さん、そして、ゴールボール日本代表でロンドンパラリンピック金メダリストの浦田理恵選手とゴールボール日本女子代表主将の天摩由貴選手による、ゴールボール体験及びトークセッションも行われた。
 

左が天摩選手、右が浦田選手。

 まずゴールボールの歴史は、第二次世界大戦で視覚に障害を受けた傷痍軍人(しょういぐんじん)のリハビリテーションの効果を促進するために考案されたリハビリプログラムの1つだったが、1946年にオーストリアのハインツ・ローレンツェン、ドイツのセット・ランドルの両氏によって競技として紹介されたのが始まりとされている。また、パラリンピック大会には、1972年ハイデルベルク大会(当時西ドイツ)で公開競技、1976年のトロント大会(カナダ)からは正式種目となっている。日本では、1992年にゴールボール協会が発足し、競技の紹介や普及活動が行われ、2004年のアテネパラリンピック大会で女子チームが初出場し、銅メダルを獲得。2012年のロンドンパラリンピック大会では女子チームが金メダルに輝いている。

 競技内容は、アイシェード(目隠し)を着用したコート内1チーム3名の選手同士が、鈴入りボールを転がすように投球し合い、味方のゴールを守備しながら、相手ゴールにボールを入れる競技。ゴールの大きさは高さ1.3m幅9m、前後半12分ハーフで行われ、より多くのゴールを決めたチームが勝ちとなる。
 

ボールは1.25kg。バスケットボールの約2倍の大きさ。

 競技の観戦については、他の競技にはない特徴がある。聴覚を研ぎ澄ませた競技になるため、競技中は声援禁止となっている。「観戦しているお客さんはどうやって応援すれば良いのか?」という質問に対して、浦田選手は「応援する時は、レフリーが『Quiet Please』というふうに、ゲームの前にコールをするので、ボールのラリーが続いている時は、声は出さずに応援していただきたいです」と説明。当然、スーパーセーブがあった際も、試合が進行しているため、観客は声を出してはいけない。ただし、タイムアップや得点が入った際には、大きな声援を送ることができる。

 イベントでは実際に齋藤さんと山里さんがアイシェードを装着し、ゴールボールのキャッチボールを体験。
 


齋藤さん、山里さんが投げたボールは若干ズレていたが、浦田選手と天摩選手が見事フォローしキャッチ。会場から歓声が沸いた。

 斎藤さんは「ブラインド状態なので、意識を耳を研ぎ澄ますスポーツですね。パラスポーツは人間が本来持っているいろんな能力が研ぎ澄まされる。結果以上に、選手の皆さんが楽しむ、応援する人間も楽しんで、一体となれる競技が多いので、僕も含めみんなでパラスポを盛り上げていきたい」とコメント。


 
 山里さんは「一つルールを知ったり、この競技はどのようなすごさがあるかを認識することによって、今まで体験したことのない興奮を味わえることができる。皆さんも自ら、『この競技はどういう競技なのだろう?』、『この選手はどういう動きをするんだろう』、『何が強いんだ』って調べていただけたら、よりこれからのパラリンピックを楽しめると思います。パラアスリートを応援することで、どんどん盛り上げっていただけたらな」と熱く語った。
 
 ゴールボールは2018年の6月に、スウェーデンで「世界選手権」が開催される。イベントでは「メダル獲得」を目標に掲げた浦田選手と天摩選手。期待がかかる。

各受賞の詳細は以下からチェックできます!
「パラスポーツに注目! 絵画・作文コンテスト2017」

https://www.parasapo.tokyo/contest/

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