豪田ヨシオ部は社会貢献を部活と呼びます

大学生が世界を変える!? 今大注目のSDGsカードゲーム体験イベントレポート

2017.08.09 (水)

 
 こんにちは! 豪田ヨシオ部インターン、早稲田大学3年の“ぺき”です。
 
 突然ですが皆さん、「SDGs」という言葉をご存知ですか? 「SDGs(Sustainable Development Goals)」とは国連が採択した2030年までに達成すべき「持続可能な開発目標」のこと。というのも、今のペースで世界の人口が増え開発を続けた場合、2030年までにはなんと地球2個分以上もの資源量が必要になるかもしれないということが分かっています(WWF試算)。そんな中、将来世代のためにも環境や資源を壊さず、今の生活をより良い状態にするために国連加盟193か国が目指す目標として、SDGsは生まれました(詳しくはこちら)。
  

▲世界が抱える問題を17の目標と169のターゲットに整理したものがSDGs
  
 とはいうものの、日本ではまだまだ「SDGs」の認知度が低いのが現状。ましてや、大学生でこの概念を熟知しているのは、ほんの一握り。
「未来を担う大学生にSDGsをもっと知ってもらいたい! 身近に感じてもらいたい!」
 そんな想いから豪田ヨシオ部では一般社団法人イマココラボさんとタッグを組み、ゲームを通してSDGsを学ぶ、『90分で世界がかわる‼ あなたが作るミライの社会』という部活を実施しました。なんとテスト期間まっ只中にもかかわらず、会場には17名の学生が集結。もともと社会貢献に関心のある参加者が多く、全体的に少人数だったということもあり、ゲーム開始前も会話が絶えないアットホームな雰囲気に包まれていました。
 今回は、7月18日(火)に行われた部活の様子をご紹介します!
  

ゲームでミライの世界が変わる⁉  「2030SDGs」とは…

 部活では、イマココラボさんが提供する、「2030SDGs」というカードゲームをプレイしました。このゲームの特徴は、参加者の行動次第で世界の環境・社会・経済が良い方向にも悪い方向にも進んでいくという点。ゲーム開始直後は、みんなが個人の目標や野望を叶えることに注力していた姿が印象的でした。
  

▲参加者にはあらかじめ、時間・お金・プロジェクトを配布。それぞれランダムに人生の目標が割り当てられてゲーム開始。
  
  

▲経済・環境・社会を向上させるプロジェクトカード。プロジェクトを実施するか否かはプレイヤーの意志次第。
  
 参加者1人1人に割り当てられたお金や自由に使える時間は他の参加者と交換することも可能。そのためゲーム中、参加者どうしで現実世界さながらにお金や時間にまつわる真剣な交渉が展開されていました。
 そうこうしているうちにゲーム前半は終了。参加者みなさんの行動によって、世界はどのように変わっていったのでしょうか?
  

▲イマココラボの鈴木さんから前半の振り返り。環境・社会が危機的な状況に陥っていることが一目瞭然。
  

 全体的に大金持ちになることを目指して行動する傾向が強かったためか、経済は空前の好景気まっ只中!ですが、経済発展に伴う公害や自然破壊の影響で、世界の環境は史上最悪レベルにまで下落。また、格差拡大や治安の悪化など、社会問題も山積してしまったようです。
  
 「経済は好調だけど、これって自分たちが目指すべき世界なのかな……?」(大学3年・男性)
 「これはマズいよ! ゲーム後半で改善しなきゃ!」(大学3年・女性)
  
 皆さんどこか顔に焦りを浮かべながら、ゲームは再スタート。すると、前半には想像もつかなかったような光景が参加者どうしで繰り広げられていました。
 「みんな! リサイクル法案を強化して、環境改善に取り組みたいんだ! でも、そのために必要な資金が足りないから誰か僕にお金を寄付してくれない?」(大学4年・女性)
 「環境を改善するために資金を集めているんだって! みんなでちょっとずつお金を出せばプロジェクトを実行できそうじゃない?」(大学3年・男性)
 「資金が集まったよ! このお金で行動を起こせば、環境が今よりも少しだけ良くなるね!」(大学3年・女性)
 そんなやりとりの積み重ねの結果、前半は最悪レベルだった環境や社会の状況がみるみるうちに回復していきました。
  

  

学生にもできることは必ずある!参加者が考える世界の変え方

 自分たちが考えるより良い社会を目指し会場が白熱する中、ゲームは終了。なんと前半の状況から見違えるほど変わり、経済・環境・社会の3要素がバランスよく保たれた世界を実現することが出来ました。
 一時はどうなることかと思ったものの、結果的に世界をより良い方向へ動かして幕を閉じた今回のイベント。では、参加者の皆さんにはゲームを通じてどのような心境の変化があったのでしょうか?
  

  
「今回はゲームだったからこそ、気軽にお金の貸し借りや寄付が行えました。でも、実際の現実世界では、なかなか世界のために自分のお金を寄付することって難しいですよね。ただ、このゲームでの学びを無駄にしないためにも日常生活の中で自分にも出来ることはないか探していきたいと思いました」(大学3年・女性)
 確かに学生のお財布事情を考えると、大金を寄付するなど問題解決に直結するような大規模なアクションを起こすことは難しいですよね。でも、「今の自分には出来ないこと」がある一方で、「今の自分にも出来ること」「将来、社会人になってから出来ること」があるという気付きは、「2030SDGs」をやったからこそ見えてきた貴重な気付きの1つなのではないでしょうか?
  

▲事業で実際にSDGsに取り組んでいるロアジスジャパン株式会社 CEO岡田雅子さんからもお話を伺いました。
  
 環境に優しい原料を使ったオーガニックな商品を買う、就活時に事業の中でSDGsに積極的に取り組んでいる企業を探してみるなど、大学生の私たちにもできること、大学生だからこそできることは気づいていないだけでたくさんあるのではないでしょうか?
 
 
 
「今回のゲームでは、ボランティアをするにしても、ある程度お金を持っていなければそもそも活動が始められない設定になっていたんですよね。今まで『ボランティア=お金がかからない』というイメージが強かったんですが、考えてみれば支援地域に行くまでの交通費、食費など私が活動するだけでたくさんのお金が発生しているということを実感できて新たな発見になりました」(大学3年・女性)
 確かにボランティアというとお金はかからないイメージがありますよね。ただ、私たちが行動するということはその分、時間やお金も消費しているということ。貴重で限られた時間・お金・資源を使って取り組んでいると心に留めておくだけで、ボランティアへの姿勢も変わってくるのではないでしょうか?
 
 今回の部活を通して私が初めて気づいたのは、自分の行動が良くも悪くも間違いなく世界に影響を与えているということ。実を言うと、今まで私は「大学生の自分に出来ることなんて限られている」「自分1人の努力なんてたかが知れている」と鼻からあきらめていた節がありました。ですが、ゲームを通して自分の能力ではできないことでも、周りに協力を仰ぎ、何とかして現状を変えようともがき続けることで、少しずつ世界が良い方向に進んでいくことを実感しました。又、反対に自分勝手に行動すれば、その積み重ねで世界はあっという間に偏った住みづらい空間へと変わってしまうこともゲームを通して学びました。
 私たちが安い商品を購入できる一方で過酷な労働環境で働く貧しい生産者の存在があるように、この世界に住む1人1人の行動は全て繋がっています。そんな当たり前なようでつい忘れがちな事実を、今回の部活をきっかけに意識していきたいと心から思いました。

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