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「ISIS(イスラム国※)」の台頭の影で… 増え続けるシリア難民、僕らができることってなんだろう?

2015.03.10 (火)

みなさんこんにちは、黒柴です♪3月に入り、少しずつ春が感じられるようになりましたね♪♪

僕たちは、3月3日(火)に東京 八重洲ブックセンターで行なわれた『フォトジャーナリストが見た世界』 刊行記念トークイベントに行ってきました。
このトークイベントでは、フォトジャーナリストの川畑嘉文さんとAAR JAPAN(難民を助ける会)の影平義文さんが現地での活動を通して感じたことや日本で報道されていない情報をお話してくれました。そして会場には川畑さんが現地の難民キャンプで撮影された写真が展示されていました。

僕は、先月亡くなられた後藤健二さんの事件でシリア情勢や「ISIS(イスラム国)」に関心を持ったものの、その内情についてはニュースを聞いても分からないことだらけでした。でも、スライドで分かりやすい資料と共にお話してくださり、普段のニュースでは伝わってこない、息を呑むような難民の方の悲痛なエピソードや過酷な生活状況について知ることができました。それは、戦争を知らない僕らにはとても想像もつかない衝撃的な世界でした。
トークセッション終盤で、川畑さんは「難民の話にかかわらず、現地に行かないと分からないことは沢山ある、いくらニュースで取り上げられているといっても、断片的な情報で、物事の一面しかとらえられていないかもしれない。一方からの情報を鵜呑みにするのではなく、色んな所から情報を得ながら、何が正しいのかを見極めてくことが大切だ」と真剣なまなざしで語っていらっしゃいました。このお話を聞いて、情報へのリテラシー(見極める力)を身につけるために色んな知識を吸収して行かなければと感じました。
この記事を読んで難民について興味を持った方、何か支援したいと思った方は是非AARのホームページを見てみてください。僕たちにできることはとても小さなことだけど、一番大切なことは関心を持つことです。小さな一歩を踏み出すきっかけにしましょう。AAR JAPAN(難民を助ける会)ホームページ 

※「イスラム国」という呼び方は現在されておらず、20134月からISISまたはISILと改称しています。

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