地方学習プログラム

地方公務員なるには？ “大学生活の過ごし方”「コミュニケーション能力向上」が重要！　札幌市役所職員さんとの交流会開催!!

2022.03.07 (月)

地方公務員試験に向けての勉強方法や時間は？　札幌市役所への入庁ギャップは？

　具体的な勉強方法や勉強時間については、高橋さんは「過去問を中心に勉強し、徹底的に考え方を頭に染み込ませました」と説明し、大学3年生の夏頃〜冬頃までに1日2時間、その後は本腰を入れて1日平均７〜８時間勉強していました。

　また、高橋さんは公務員試験を受けるにあたって、民間の公務員予備校ではなく、大学の生協で提供している公務員対策講座を受講し、試験対策や面接練習をおこなっていたそうです。

　他にも、「実際に札幌市役所に入庁してみてのイメージは？」という学生からの質問には、「イメージ通りと思ったのは、改めて仕事を通じて市民の方や地域に密着しているんだなと感じました。ただ、お役所ということもあり、お堅いイメージを持ってましたが、働いてみると、非常にアットホームで働きやすい組織だと思っています」と話しました。

　学生からの質問が出なくなるまで徹底してコミュニケーションを図った座談会は、1時間30分で終了しました。今回の座談会を通じて、学生たちは「地方公務員」「就職活動」「地方移住」「自己PR」「志望動機」など、様々なヒントを得たようです。

「公務員についてさまざまなことを知ることが出来たから、大変よかった」（武蔵大学・1年生・男性）

「今回、初めて座談会に参加してみて、就職活動のことや社会人として必要なスキルについて知ることができて良かったと思いました。私はまだ大学2年生なので知らないことが多かったのですが、これからの大学生活の方針を考えるきっかけになりました。ありがとうございました」（駒沢女子大学・2年生・女性）

「聞きたかったことをほぼ全て聞くことができた、公務員試験を受けるにあたってどのようにして勉強していたか、試験を受けたか、などを知ることができた」（日本女子大学・1年生・女性）

「公務員は視野に入れていなかったが選択肢として考えるようになったから」（明治大学・2年生・男性）

「貴重な機会を設けていただきありがとうございました。これからの公務員試験対策や将来設計に活かしていきたいと思います」（青山学院大学・2年生・女性）

　最後に、高橋さんは参加大学生に向けて、「現在、仕事上で様々な方とお話する機会が多いので、コミュニケーションスキルの必要性について痛感しています。また、自分一人でできる仕事ばかりではないので、色々な方々と円滑にコミュニケーションできる能力は大事だと思います。皆さんが思っている以上に大学生活は長いようで短いので、沢山チャレンジして経験を得て、自分の道を選んでほしいと思います」とアドバイスしました。

　ネット上では、なかなか知り得ることができない「生の声」を聞いた大学生たち。ぜひ、これからの人生に活かして欲しい！