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ビジネスの根幹を支える障がいのある社員! エフピコが取り組む“戦力”としての障がい者雇用

早稲田大学3年 ぺき

2018.02.09 (金)

障がいの有無に関係なく誰もが力を発揮できる! その信念が社員を動かす原動力

 次に私たちが訪れたのは、お弁当容器(折箱)の製造工場。ここでは障がいのある社員20名、一般の社員9名が一緒に働いていました。エフピコの折箱工場の中で最も多く生産量を誇る工場です。そしてこの現場の大きな特徴が他の工場と比べ、重度の障がいのある社員の方々がより多く働いていること。数を数えるのが苦手な方が正確に業務を遂行できるよう、目印となる赤いテープを機械に貼るなど、細かい気配りが随所に見られました。エフピコの障がい者実雇用率は約14%。374名の障がいのある従業員のうち263名が重度の障がいがあります
 

▲「自分たちが作ったトレーを待つ消費者がいる」 これこそが働く一番の原動力だそうです
 

▲障がいのある社員の方々が作った弁当容器。一つの容器に対して真剣に向き合う社員の方の眼差しが印象的でした。
 
 ただ、エフピコで障がい者雇用を担当する取締役兼総務人事本部副本部長の西村公子さんいわく、仕事の出来・不出来に障害の度合いは全く関係ないのだそう。
 「重度の方はこだわりの強い方もいらっしゃいますが、そんな特性も仕事の上では大きな強みになるんです。例えば、なかなか私たちが気づかないような小さな誤差・不適品も強いこだわりがあるからこそ、瞬時に見つけてはじくことができる人がいます。その人の個性や特徴に合わせて担当する仕事を割り振れば、その人ならではの仕事となり、大きな力が発揮できるんですよね」
 
 仕事をする人が働きやすいように工夫する
 その人が力を発揮できるように仕事の割り振りを考える

 
 これは障がいの有無に関わらず、誰に対しても必要な配慮。そして障がいの度合いに関係なく、「働きたい!」という意志をエフピコが何よりも大切にしているからこそ、社員も仕事を通じて自信をつけ、大きな成長を遂げていきます。実際に様子を見に来た養護学校の先生もあっという間にトレーを選別する教え子の姿を見て、「学校にいた時は何事も自分のペースで作業に集中することが難しかったのに、今はあんなに一生懸命働いている。こんな姿を見られる日が来るなんて思わなかった」と感動して帰っていくそうです。実際にもともとお金の概念を理解していなかった障がいのある社員の方が、エフピコで働き始めてから家族にお金を仕送りするようになったという事例も。過度にサポートをし過ぎず、1人の社会人としてその人の力を信じて仕事を任せるからこそ、自然と自立していくという好循環が生まれているのだと思います。障がいのある社員の方々の中には長期休みがあっても「早く会社に行きたい!」と仕事を楽しみにしている人もたくさんいらっしゃるそうです。
 

▲「障がいのある社員はエフピコの戦力です!」と力強く仰る西村さん

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