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NGOイベント取材報告

難民キャンプの図書館には人生を変える力がある!

早稲田大学3年生 ぺき

2017.11.09 (木)

▲シャンティ国際ボランティア会の菊池礼乃さん(左)、ジラポーン・ラウィルンさん(中央。愛称セイラーさん)と。

 皆さんこんにちは。豪田ヨシオ部インターン、早稲田大学3年生の“ぺき”です。10月12日(木)夜、MC FOREST(東京・丸の内 三菱商事ビル1階)で開かれた、公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会のイベント「難民キャンプの図書館」を取材してきました。秋の夜長、知らなかったことを知り、何が課題か、私たちにできることは何か、私なりに気づき、考えたことを含めて、イベントの模様をレポートします。

 シャンティ国際ボランティア会は、アジアで子ども達への教育支援、緊急支援活動を行うNGO。カンボジア難民の緊急救援活動を行っていた曹洞宗東南アジア難民救済会議の有志の方々により、1981年に設立されました。「シャンティ」とはサンスクリット語で「心の平安」「平和」という意味だそうですね。
 

33年前にできたミャンマー難民キャンプに今も10万人が!

 
 皆さんは、33年も前から、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプがタイ国境にあることを知っていますか? 1949年からミャンマー(ビルマ)軍事政権と国内の少数民族の反政府勢力による対立が始まり、1975年以降、戦闘や人権侵害を逃れて多くの人々が隣国のタイ側に逃れました。
 1984年にタイ政府によって正式に難民キャンプが設立され、2017年8月現在も国境沿いの9カ所の難民キャンプで暮らす人々は、10万人にも上るそうです。

 ミャンマー(ビルマ)難民の問題を解決する方法は主に3つ。まず、アメリカやオーストラリアなどの受入国で新しい生活を始める「第三国定住」政策です。2005年から始まり、約10万人の人々が第三国へ移りました。その8割がアメリカへ移り、日本にも80人余りの方が来ているそうです。ところが、現在は全ての国で第三国定住の募集が締め切られ、今後この道は閉ざされてしまいました。 
 2つ目は、タイ社会への統合(帰化)政策ですが、タイ政府は非常に消極的で認めていないため、この選択肢も難しい状況です。
 3つめ目はミャンマーへの「帰還」です。2012年、ミャンマー政府は60年以上にわたり反政府武装闘争を続けてきたカレン民族同盟(KNU)と停戦に合意。和平交渉の中で国内避難民や難民の自主的帰還が議論、進められ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2017年までに約1万人が帰還したと言われているそうです。2016年からはミャンマーとタイ両政府の合意のもとで帰還が始まり、20家族、71人がミャンマーに帰りました。
 しかし、帰った先に土地や家があるのか、地雷が埋まっている地域もあり安全かどうか、さらに、教育や医療へのアクセスはあるのか、仕事はあるのかなど不透明な部分があり、帰還を望む人はまだ多くないのが実態で、現在も10万人以上がキャンプで暮らしているのです。
 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプでは、UNHCRや国際NGOが様々な社会サービスを提供していますが、NGOの撤退や国際的な支援の減少が目立っています。シリアやアフリカなど、より緊急性の高い難民問題が起きていることが背景にあるようです。難民キャンプでは、人々の不安やストレスが増す懸念があります。

 次のページでは、今回のシャンティ国際ボランティア会のイベント、タイ国境の難民キャンプで活動するスタッフの方々の報告会をレポートしましょう。

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