豪田ヨシオ部は社会貢献を部活と呼びます

Vol.10 第2回ゴミ拾い甲子園開催。 参加人数は、なんと200人!

2014.07.09 (水)

昨年12月に大反響だった荒川河川敷
での大学対校ゴミ拾い選手権は、
前回の3倍以上にあたる約200人が参加。
はたして優勝は? 活動の成果は?

「みなさ〜ん、こんにちは〜!元気ですかー?」

「豪田さん、その挨拶……アントニオ猪木じゃないんだから(苦笑)」
「単純な生き物だから人がたくさん集まるだけで大興奮モードになるのよね。それにしても、ほんとに集まっちゃいましたね、約200人ですよ。私もちょっと興奮♪」

「京成線の四ツ木駅からこの荒川の河川敷に来るまでの道にも、参加者の行列ができてたよ。まるで花火大会でもあるみたい(笑)。ビックリするね」

覚えていますか? 昨年の12月に初めて開催した「大学対校ゴミ拾い甲子園」、あの時もたくさんの参加者が集って大収穫でした。実はその直後から、豪田たちのもとには複数の大学の学生さんたちから問い合わせが届いていたんです。「次はいつですか?」「どうすれば参加できますか?」という具合に。

気をよくした豪田ヨシオ部では、着々と第2回開催の準備をしていたのですが、気がつけば大学の数にして11、参加希望人数も200人になっていました。当日これだけの人たちが本当に集まれば、実に前回の3〜4倍のスケールってことになります。
もうモチベーション=マックス状態で準備作業を進めてきたわけですが、反面「ほんとに来てくれるのかな?」の不安もありました。ですから雨上がりの日曜日、東京・葛飾・四ツ木橋付近の河川敷に200人の若者が集合した時には豪田はもちろん黒柴も西園寺も感激してしまったのです。

「私たちの環境クリーンアップ活動って、大学生の参加者が少ないので、こうして若い人ばかりが大勢集合してくれると嬉しくなりますね」前回に続き、イベントをリードしてくれた荒川クリーンエイド・フォーラムの伊藤浩子事務局長も満面の笑みで喜んでくれました。

さて、この「甲子園」のルールですが、まず参加者は4〜5人1組のチームに分かれます。「燃やせるゴミ」、「燃やせないゴミ」、「ペットボトル」の3種類に分別するためのゴミ袋と、「どんなゴミをいくつ拾ったか」を自己申告するための「川ゴミ調査カード」が荒川クリーンエイド・フォーラムから各チームに配布されました。「試合」時間は45分。ゴミを拾う範囲も「橋のたもとから、目印のノボリを立ててある約200メートルの地点までの河川敷」に限定して、よーいドン。試合終了後は、大学ごとに拾ったゴミの数を合計し、それを人数で割り算して「拾ったゴミの1人当たりの平均数」で競うことになります。

「遠目で見ると河川敷には大してゴミなんて落ちてないように感じるのに、拾う気満々で足もとを見ていくと、ゴミ、ゴミ、ゴミだな」

「ペットボトルの数がかなり多くて、なんだか腹が立ってきました。簡単に捨ててる人が多すぎる!(イライラ)」

12月の開催だった前回と異なり、今回は夏目前の時季。河川敷には葦などの草が2メートル近い高さにまで育って生い茂っていたりします。でも、そんなジャングルみたいな場所でも、地面にはいくつものゴミが。豪田が言ったように「遠くから見たらきれい」だったのは、葦の茂みがゴミを隠してくれていただけのこと。参加チームのゴミ袋もアッという間に膨らんでいきます。そして、中にはゴミ袋に収まりきれない大きなゴミも……。

「さっき、あそこにマウンテンバイクが丸々1台、そのままの状態で捨てられていましたよ」

「こっちには小型の冷蔵庫が捨てられていたぞ。バラバラになっていたけれど、ヘタすれば人体に影響の出る部品とかもあるかもしれないよな」
「キィーッ、ムカつく!ここはゴミ捨て場じゃないってぇの!」
「でもね、西園寺さん、ここにあるゴミは必ずしもここで捨てられたものばかりじゃないんです
「あ、前回もそういうお話がでましたね。上流や中流で誰かが捨てたゴミが、雨で増水した時とかに川の流れに乗って下流の河川敷にたどり着いたりする」
「そうなんです。今みたいな梅雨どきとか、台風のシーズンとか、大雨の後の下流の河川敷には流れ着いたゴミが山のように転がっているんです」

川は水の流れでいろいろなゴミをあちこちに運んでしまう。場合によっては海にまで運ばれたゴミが自然界で分解されずに、魚介類や鳥の体内に蓄積され、それを私たち人間が口にすることもあるのです。ゴミをポイ捨てする行為は「今、ここで、ここの環境を汚す」だけでなく、「ずっと離れた場所の環境や、その付近に住む生き物や人の生活にまで影響を及ぼす」。それがわかっているから、荒川クリーンエイド・フォーラムでも、荒川の全流域を対象にクリーンアップ活動を続けているわけです。

 

「ところで、豪田さんって、ゴミ拾いをしている時は静かになりますよね(笑)」

「オレだって環境のことをいろいろ考えてるんだ。物思いにふけったりするわけだよ」

「えぇ〜? それだけかなあ?(笑)。私の目には『勝利を目指して必死』な人の寡黙さに見えましたけどぉ? あのね、今日の豪田さんは参加選手じゃないんですからね。たくさん拾ったって優勝できませんよ(笑)」

「そう言う西園寺さんだって、さっきから拾いまくってるよね(笑)」

「だって、だって!」

「わかってる、わかってる。キレイにしたい気持ちは同じだよね」

第1回を開催しようとした時、3人はモメました。環境のための活動をするのに、「甲子園!」とか言って競争心をあおるのはいいのか、悪いのか。でも、もうそこは解決済み。前回と同じく、今回の参加メンバーも黙々とゴミを拾っています。「勝つぞ!」のノリがまったくないわけではないけれど、どちらかといえば荒川をキレイにすることに集中していて、時々豪田たちのように「こんなゴミが捨てられていること」について会話をしていたり。

 

 

「今回のゴミ拾いは、単純に拾ったゴミの数だけを競うのではなく、ゴミの種類によってポイントが付けられていました。環境に悪いものほどポイントが高かったんですが、川ゴミ調査カードに示されていたポイントを見ていくと、例えばスプレー缶や注射器の他にも、ガラスや発泡スチロールなどにも高いポイントが設定されていて、いろいろ考えさせられました。

私たちのチームはガラスや食器などの破片が多かったですね。あとは、タイヤやたんすの引き出し、テニスボールやDVDプレイヤーなど変わったものも拾いました。とにかく、小さなものでも目に付くものゴミは拾いまくり、マウンテンバイクも拾ってしまいました!一生懸命、楽しく参加していたら優勝までできて、とっても嬉しく思っています。

あんなに拾っても、まだまだゴミがたくさんあったことは悲しかったんですけれど、こういう集まりに参加していくことで少しでも環境の役に立てたらいいな、と思っています」

「きっかけ、ですよね。私たちも豪田ヨシオ部さんと前回ご一緒して感じたんです。参加したくなるきっかけさえあれば、ほんとは老若男女なんて関係なく、誰もがゴミ拾いの活動とかに参加してもらえるんだなって」

「あ、いまの伊藤さんのセリフ、ブログに書いていいですか? きっと賛同してくれる人がいっぱい出てきてくれるはず」

「おまえ、最近、豪田ヨシオ部の宣伝のことばかり考えてるよな。ごちゃごちゃ言ってないでゴミ拾えよ」

「ひどいなあ。サイトもリニューアルすることだし、ゴミ拾い甲子園の第3回に向けて、参加を呼びかけなきゃ、って思ってるんじゃないですか」

「第3回?」

「ったく、目の前のことしか頭にないんだから……さっき、決めましたよ。11月30日に第3回を開催します。今度は1000人くらい集まるかも、なんちゃって(笑)」

「おいおい、なんかキミたち、最近、学生たちと一緒になって主体的というか自主的というか、積極的というか、オレを置きざりというか……嬉しいような、寂しいような」

「そりゃあ、嬉しいでしょ」

「いや、そうだが、ちょっと、さびし……」

「う・れ・し・い。でしょ?(笑)」

さて、第2回大学対抗ゴミ拾い甲子園の優勝チームは武蔵野大学の皆さん。東京湾の生態系などを研究するサークルの5人が栄冠を勝ち取り、ゴミ拾いに使うトングをかたどった(というか、そのまま使った)「あこがれのトング・トロフィー」を獲得しました。おめでとうございます。そして、この武蔵野大学に加え、帝京大学、東洋大学、早稲田大学、神奈川大学 、千葉商科大学・和洋女子大学、ボランティアチームfree、日本大学、東京理科大学、桜美林大学の皆さんも、本当にありがとうございました。

第3回のお知らせは、進展し次第、サイトで報告をしていきますのでお楽しみに! そして、黒柴と西園寺が「豪田を置きざり」にしながらスタートした大学生のみんなとのワークショップなどなどの様子も、このサイトでどんどん紹介していきますよー。

共催:NPO法人 荒川クリーンエイド・フォーラム
協賛:サンスター文具株式会社

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